「持続可能な地域医療提供体制を確保するための 公立病院経営強化ガイドライン」を確認すれば地域の未来が予測できる??
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
総務省が開催した1月24日の第6回「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化に関する検討会」の資料が先日公開されました。
内容としては本当に完結にまとめると
これからの公的病院は、地域医療構想の実現や地域包括ケアシステムの構築に向けて果たすべき役割を踏まえた上で経営強化のために必要な取組をおこないしょうね。具体的なポイントとしては以下の4つが提示されていました。
【ポイント①】機能分化・連携強化の推進
・ 地域の中で各公立病院が担うべき役割や機能を明確化・最適化
(特に、基幹病院に急性期機能を集約し、医師を確保した上で、それ以外の不採算地区病院等との連携を強化)
【ポイント②】医師・看護師等の確保、働き方改革の推進
・ 不採算地区病院等への医師・看護師等の派遣の強化 ・ 働き方改革推進
【ポイント③】経営形態の見直し
・ 柔軟な人事・給与制度、医師等の確保につながる経営形態の見直し
【ポイント④】新興感染症に備えた平時からの対応
・ ①~③の取組に加え、感染拡大時に転用しやすい施設・設備の整備
資料はこちらでPDF確認できます。
要約→「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」の方向性について
詳細な内容→「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」の主な内容について
上記資料についてのPwCさんの見解はこちらです↓
公的病院の方向性が上記資料を読めば地域包括ケアの中でどこに向かっているのかがよく理解できますね。地域の医療機関の中で比較的大規模な公的病院が目指している最大公約数的な方向性が理解できれば、地域地域の中で何が足りなくなって何が必要になってくるのか、中小のクリニックは理解できると考えていますよ。
公的資料から未来を予測する・・・きっと資料のその先には目指すべき未来が見えてくると思います。皆さんもこの資料から見える未来を考えてみてくださいね。
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