公開日:2021年09月16日

開業が前提で在宅医療やかかりつけ医の研修をしてみたい医師の方いませんか?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

表題の如く”開業することを考えている、その中で在宅医療を取りれたいと思っている、もしくは在宅をするかどうか検討してみたい”と考えているDrの開業前研修を受け付けています。

当院は開業以来幸いにして一緒に働いてくれるDrが徐々に増えており現在は常勤医が10名を超えています。当院に来る医師のほとんどは(9割方は)在宅医療未経験であるため、訪問診療のイロハからゆっくりと学んでいくことが可能ですし、今いる医師もそうやって少しずつ在宅医療の経験を積んでいます。

訪問診療件数、在宅緩和ケア(看取り)件数も別に公開している通り札幌市内ではおそらく1番アクティビティが高い診療所ですので、在宅医療で遭遇する疾患や病態、トラブル、他職種連携の実際、病院との連携なども一通り経験することは可能です。

外来診療に関しても3年前に開始して現在連日50名近くの患者さんが毎日来院されています。その集患方法や、これからかかりつけ医として開業医に求められる外来診療とは何ぞやに関してもお伝えできるかと思います。

また開業前提であれば診療所運営の実際の数字や経営状況、税理士さんや社労士さんとの付き合い方(必要があれば紹介もします)、税金のこと、就業規則のこと、開業に適した場所なども含め、開業に必要な知識や周辺情報も一通り教えてあげることは可能です。実際大阪から当院に3年研修に来られて今春帰られたN先生には帰られる半年くらい前から実際のクリニックの情報を開示して上記のようなアドバイスをしてあげていましたし、帰阪された後も開業に関しての諸々のアドバイス(相談役?)をしています。市内での開業であれば開業後の業務提携(土日の待機や平日の待機の連携)なども可能です。

また自分は社会保障制度の先を予測することもある程度得意ですが、そのコツなども実際お伝えすることはできますよ。

開業前に在宅医療を学ぶ期間としては最低でも1年、ベストは2,3年かと思いますがそこら辺は相談可能です。ただ開業前に全く在宅医療の研修や経験をしないで在宅で開業する先生もいますが、正直絶対おすすめはしません。色々理由はあるのですが興味あれば連絡頂ければそのあたりもきちんとお伝えします。

また当院はさっぽろみなみホームケアクリニックという分院もありますが、諸々考慮した上で自分で開業するより法人内で開業したほうが楽だし収入も変わらない、と思えるなら法人内開業という選択肢も提示は可能です。

 

まぁ開業するのって実は単純で簡単です。難しいのは”開業すること”より”開業した後に10年スパンで考えて何をしていくのか”の方だと思います。

社会状況的にも2040年までを考えた場合”在宅医療””かかりつけ医”というキーワードは外すことはできません。在宅医療の研修を考えている、もしくは開業にどう組み込んでいくか検討したい、そんな先生がいましたら是非ご連絡ください。お待ちしています。