在宅医療に理解のない病院は淘汰される未来・・・予測できていますか?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

在宅医療が医療のメインになる、と確信したのが20代後半の2010年頃・・・そこから実際飛び込んで2011年に開業し約10年が経ちました。今でも在宅医療がこれからの日本の医療ではメインポジションを占めると考えていますし、実際その通りに地域包括ケアが進んできています。多職種の在宅医療への参加も少しずつですが促されてきています。

 

ただ少し自分が心配なのは病院が地域包括ケアへの取り組みに対し消極的なこと・・・どう考えても外来患者さんの需要は減るし、入院患者さんについても”治療する”のみではなく、”治療後に在宅でその人を支える”ということまで考えた上で入院加療する、ということが必要な時代になりつつあります。

つまり外来の需要減を補うためにも、また入院での治療のために実際の在宅医療で何が必要なのか、どういう形で地域包括ケアが動いているのかを知るためにも、どう考えたって病院が在宅医療に真正面から取り組むべき時代となりつつあるのは明白だと思います。

ただ悲しいかな、病院の経営者、事務方でそこまで理解して在宅医療に取り組んでいる医療機関って本当に一握り・・・・自分は今後先々20年の地域包括ケア社会の中で、病院が果たすべき役割をこのままでは十分に担えないのではないかと危惧しています。

 

「在宅医療に理解のない病院は淘汰される未来・・・予測できていますか?」と本当に病院経営されている方にはお聞きしたいですね。2030年を過ぎた時には自分の今言っていることが何となく理解される時代になるのではないかなぁと勝手に思っていますよ。皆さんはどう考えますか?