質の高い医療を受けたいのなら高齢者住宅は看護師がいない施設を選ぶべき

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

連日在宅医として往診や訪問診療を行っています。その中で感じるのが高齢者住宅や施設に付属している訪問看護ステーション、施設が指定する同企業の訪問看護ステーションの看護師のやる気のなさ・・・・

仕組みとして仕方ないのかも知れませんが、よくあるのがバイタル測定のみで積極的な介入は皆無、何か問題が起きていてこちらから「こうして欲しい」と提案しても、スタッフ間の情報共有すらしておらず結局2週間後に訪問しても何も状況が変わらないままということがままあります。

もちろんそんな施設ばかりではなく、少数ですがきちんと施設内の患者さんを責任をもって看護、看てくれている住宅も知っていますが、札幌ではどちらかというと患者さんのいい人生をサポートするためというよりは、営利目的のために訪問看護ステーションを経営している企業が多いですね・・・・医療者としては残念です。

ということで皆さん自身やご両親が高齢者住宅を選ぶ時、本当に質の高い医療を受けたいのなら高齢者住宅は看護師がいない施設を選んだが現状ではいいのかも知れません。決してそのような住宅の「充実した医療や看護が施設内で受けられます」っていう文言に騙されないように気をつけてくださいね・・・

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在宅医療の制度を知らない訪問看護師・・・最近増えてきましたね。

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

 

先日とある患者さんの件で当院の医師から相談を受けました。曰く

「緊急対応加算とっているのに土日の点滴などの対応はしないって言っているんですがどうしたらいいでしょう・・・・・」

とのことでした。

そりゃおかしいなと思ったので早速その訪問看護ステーションに電話をしてみました。

今「すみません。いまいホームケアの今井です。○○の患者さんの件で□□先生から話があって・・・・緊急訪問加算とっているから○○さんの土日の点滴お願いできないですか?」

所長「この事業所は土日の点滴は受け付けないんですよね。平日日中ならするんですが土日の点滴の訪問はしません!」

今「でも緊急対応加算とっていますよね?基本的には緊急対応加算とるって何かあったら対応するための加算だと思うのですが・・・」

所長「制度のことは・・・・知りません。医療がいらない方ばかりみているステーションですし会社からも土日の点滴は禁止されています」

とまぁこんなやりとりがつい先日ありました。なんでしょうか、算定はするけど動かないって本当にダメだと思います。っていうか算定条件とかもしらないんでしょうし実際他のステーションがどう動いているかとかも全く知らないんでしょう。

 

 

最近ですがこんな感じで在宅医療の制度のことを全く知らない、勉強しないで訪問看護師として普通に働いている看護師さんが増えている気がします。

今回のように訪問看護ステーションの所長さん(管理者)レベルで知らないってことは普通はあり得ないと思っていたのですが・・・・どうやらそうも言ってられないようですね。

訪問看護師の需要がどんどん増加しているため訪問看護をやろうと考える看護師さんの仕事先はたくさんありますが、正直

一番最初に働き始めたステーションがその看護師さんの訪問看護の基準

になってしまいますのでどこで働き始めるかは非常に大事だと思います。

真面目に訪問看護に従事しているステーションもあれば事業所の利益のためだけに動いているステーションもあります。

利益を追求するステーションを否定をする訳ではありませんが、全てのベクトルがそこに向けられているようなステーションで働き始めると、制度のことも知らない、他の事業所のことも他職種のことも全く知らない訪問看護師さんができあがってしまいます。

 

 

看護師の皆さん、どうか訪問看護として働き始める時には間違った事業所から働き始めることはしないように注意してくださいね。間違うと他の事業所から「何やってんだろ?」って思われる訪問看護を普通にしてしまうことになりかねませんので・・・・・

 

 

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札幌での在宅医療、在宅緩和ケアに興味のある訪問看護師さんを募集しています。

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

在宅医療、在宅緩和ケアに興味のある看護師を募集しています。

当院の訪問看護ステーションは看護師7名、リハセラピスト4名が勤務しており楽しく活発に在宅緩和ケアを主体とした訪問看護を行っています。

診療所併設ということもあり在宅医ときちんと毎日顔を会わせ連携しながらの訪問看護ですので、一般的な訪問看護ステーションよりも質の高い在宅緩和ケアを行うことが可能です。

また居宅介護支援事業所も併設していますので職員一体となって在宅に必要な医療、介護を提供できるような体制です。

今回訪問看護ステーションの職員が産休と育休のためしばらく休むことになりました。(本当にいい職員さんなんで休むのは残念ですが、子育て楽しんでほしいと思っています!(^^)!)

欠員募集と活動性アップに伴う増員のため2名の看護職員の募集をしています。

訪問看護経験者も未経験者も、在宅医療や在宅緩和ケアに興味のある情熱のある方であれば歓迎します!!

興味ある方是非一度ご連絡ください。見学も可能です。

 

勤務について

勤務は平日は通常業務、夜間と土日などは当番制でオンオフははっきりしています。

待機可能な看護師は通常の訪問看護ステーションでは2,3名で負担感が強いですが、当院のステーションではほぼ全員が待機可能であるため待機回数自体はそこまで多くなく私生活を充実させることが可能です。

後は詳しい条件などは連絡頂き次第お伝えしたいと思います。

連絡先

募集担当:事務長 上林

連絡先:kanbayashi-s@40.115.152.204

 

訪問看護師の敵は・・・・在宅医!?

こんにちは、札幌の在宅緩和ケア医@今井です。

有り難いことに札幌で在宅医療をしている年月が長いせいだと思いますが、病院の先生から患者の診察是非お願いしますと指名がかかることが時々あります。

今回も特殊な癌の患者さんで、過去にその先生からご紹介頂き対応した患者さんに非常に似ているケース・・・その時の対応がよかったので是非にとのことでしたが、いかんせんちょっと距離が遠すぎます。

どうしても距離的に質の高い診療することが難しそうだったので誰か他の在宅医を紹介しようと思ったのですが、自分としてはまずは現在既に入っている訪問看護師さんが「どこと組むと動きやすいのか」っていうのを確認することが大事だなと思いました。

だって訪問看護師さんと全くあわない在宅医紹介してもお互いやりづらいだけじゃないですか?

ということでまずは訪問看護師さんに電話です。

今「もしもし今井ですが、お久しぶりです。●●っていう患者さんの件で病院の○○先生から紹介あったんですが距離的にも厳しいので近場の在宅医の先生を紹介しようとおもって・・・今看護入ってるってお聞きしたんですが、看護が動きやすいならどの在宅医と組むのがいいですか?」

看護「先生わざわざありがとうございます。あの患者さんなら□□先生か△△先生がいいんじゃないかと思います」

っていう会話をしていました。

その中でちょっと気になる言葉がありました。

看護「先生、○○先生だけはやめてください。あの先生元々訪問看護がはいっていて患者さんや家族と信頼関係築いていても、そんなことお構いなく自前のクリニックの看護師さんに全部切り替えるんです。多分診療報酬のからみだと思うんですが10年私たち付き合ってきた患者さんもこの前切り替えられたんですよ。正直あの先生とはもう組みたくないんです。」

・・・・・うーん、これは結構すごい言葉ですね。

訪問看護師の敵が在宅医

ってどういうことなんでしょうか?本来ならお互い協力しながら診療していかなければいけないんでしょうが、訪問看護師にこんな風に思われる在宅医もいるんですね。

たしかに高い診療報酬を得るためには訪問看護も自前のものに切り替えた方がいいのかも知れませんが、そもそも”他との関係をきって全て自分達で”というその考え自体が他職種連携を前提とする在宅医療とそぐわないっていう矛盾・・・・

自分は絶対してはいけないことだと思いますし、今後もしないでしょうね。目先のお金のために他職種の邪魔をする、まさしく訪問看護師の敵が病院の医療者でもなく介護者でもなくよりにもよって在宅医って話でした・・・・皆さんの周りでも同じようなことありますか?

よければ教えてくださいね。

 

 

 

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勤務歴5~10年で「看護の仕事ってつまんない」と感じている病院看護師さんに伝えたい、訪問看護という仕事の7つの魅力

こんにちは、札幌は宮の森で在宅医療を行い、訪問看護も一緒に行っている在宅医@今井です。

看護の仕事はつまらない?

今日は病院で勤務し始めて5~10年程度、仕事にも慣れてきたけれど何か中途半端に病棟看護の仕事を行っていて「看護の仕事ってつまらないな」と思い始めている看護師さんに、

いえいえ、看護の仕事って面白いですよ

って考え直してほしいと思って書いています。

え?病院2,3歩いたけどどこも同じ仕事内容で書類ばっかり?えぇ、病院ばかりで仕事しているとそうなるのは当たり前です。自分がお勧めしたいのは<訪問看護>

以下に訪問看護の仕事の魅力を書いていきますので、看護の仕事に情熱を失いつつある看護師さん、是非参考にしてみてください。

訪問看護の仕事の7つの魅力

①患者さんとの距離が近い

これは言わずもがなですが、病院は患者さんにとってアウェイの場所・・それに比べれば自宅での看護ケアは患者さんにとって安心できるホームの場所ですから自然と見せる表情や感情も普段のものとなります。

またケアを実践する場所も生活の一場面の中ですので病院の看護よりも非常に距離感が近く仕事をすることができます。

病院では何かあったら「看護師さん」って呼ばれてましたよね。在宅では当たり前ですが一人の人間としてきちんと「○○さん」って名前で呼んでくれますよ。

②生活にすぐに反映されるケアを実践できる

上記のように生活に密着して課題をアセスメントしてケアしていくため、行った内容や指導が概ねすぐに生活に反映されます。自分が関わることでどんどん患者さんの生活の質が変わっていく、家族のケアの質が変わっていく、これは病院の看護ではみえない部分ですが本当にやりがいがあると思います。

③他人を気にせず自分の看護ができる

あなたは病院で働く時に「他の看護師にどう思われるか」「リーダーや師長はなんて言うだろう?」って気にしていませんか?

訪問看護は基本的にはほぼ一人で行います。事前事後にはもちろんチームでケアや行う仕事の内容は統一していきますが、ケアの実践の時には自分で考え自分が必要だと思うことをプラスアルファしながらしていくことが可能です。

同僚や上司の目線ばかりを気にして看護の仕事に滅入るのではなく、自分がこの患者さんにできることはなんなのかって考えて行った方が絶対仕事が楽しくなると思いますよ。

④医師の指示はある程度包括的でアセスメントから実行まで看護の判断裁量部分が広い

訪問看護への指示は注射など細かく確認が必要な部分はもちろんありますが、基本的にはある程度包括性をもって在宅医orかかりつけ医から指示されることになります。

看護で判断すべきこと、アセスメントすべきこと、取り組むべきことの範囲はおそらくは病院の比ではないくらい広いでしょう。

言われたことだけをすることが看護の仕事ではなく、アセスメントを基に積極的に患者さん家族に関わっていく、影響を与えていく、それが本来の看護師の仕事だと思いますよ。

⑤”看取り”がやりがいのある業務になる

病院での看取りが全て悪いとはもちろんいいません。がしかし在宅での看取りは生活での延長線上に存在し、患者さんと家族の複雑な、素晴らしい人間関係の延長線上のドラマを一緒に共有できる大変やりがいがある業務です。

病院のように生活から切り離した場での看取りとはまた違う”在宅での看取り”・・やればわかりますので是非全ての看護師さんに経験してもらいたいと思います。

⑥幅広い看護能力、応用力が身に着く

基本的に在宅で対応する患者さんは病棟とは違い特定の疾患だけということはありません。認知症、癌終末期、COPD、ALS、脳梗塞後遺症、アルコール障害、骨折後などなど・・・・様々な患者さんを色んな科の医師と、同僚の看護師と経験することで幅広い、どこでも役に立つ看護能力が身に着きますよ。

⑦ある程度働き方を選択できる

現在どこの訪問看護ステーションも人員不足で悩んでいるところがほとんどです。パートでも常勤でも、待機ありでもなしでも、ある程度どのような勤務条件でも選択することが可能かと思います。

ライフスタイルにあわせて働けるっていうのも魅力の一つではないでしょうか?

 

ということで以上7点について簡単に述べました。

もし「看護師の仕事ってつまんないな」とか「お金のためだけに看護の仕事してるよ」「早く辞めたいな」って考えている看護師さんいましたら是非一度訪問看護を見学、経験してみてから言ってください。

きっと後悔しないはずですよ!。札幌の方で希望あれば以下から当院へ連絡どうぞ~

 

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24時間対応をしない訪問看護ステーションとは一緒に在宅医療をすることはできません。

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

当院への新規の訪問診療依頼では重症度の高い患者さんは結構多いです。殆どのステーションではきちんと24時間対応や土日の対応もしてくれるステーションが多くなってきていますが、やはりまだまだ緊急対応しないというステーションも稀に見られます。

そんなステーションですが、大抵

①針灸マッサージ業者が運営しているなんちゃってステーション

②訪問リハが主体のステーション

③病院が主体のステーション

ではないかと思います。

当院は基本的には重症度が高い、もしくは今後重症度が高くなりそうだと思われる患者さんに関してはこれからの24時間対応をしない訪問看護ステーションに関しては利用しないことにしています。

理由としては

①在宅のチーム医療の中で医師や薬剤師さん、ケアマネが土日も対応するのに一番の基盤となる看護師が緊急対応しないのは絶対おかしいから

②その様な対応の訪問看護ステーションでは看護師さんの質も・・・・(訪問看護のスキルアップには夜間や土日の緊急対応は必須です)

③いよいよとなっても患者さんの側から「訪問看護の変更は嫌だ、慣れた看護師さんがいい」というのが8割で、結局診療で対応難しいことも診療で行わざるをえなくなるから

っていうのが大きな理由かと思います。

そもそも24時間対応しない訪問看護ステーションってなんのための訪問看護なんでしょうかね~、早く訪問看護ステーションの設置要件に在宅療養支援診療所と同じ様に24時間対応を義務づけてほしいと思います。(もちろんこれは訪問診療を楽に行いたいのではなく患者さん目線からですよ)

 

皆さんのご意見はいかがですか?よければ教えてくださいね。

 

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春ですね。病院勤務で疲れた看護師さん、是非訪問看護をやりましょう!!当院は現在毎月看護師さん入職中。

こんにちは、サクサクと更新し在宅医療の情報発信する医師@今井です。

4月になりましたが新しく入職した新人看護師さんは別として、病院で数年勤務している看護師さんの中には「また一から指導して毎年同じことの繰り返しだな」「収入がいいから病院で看護師しているけどもうやめたいな」って考えている方、結構いるのではないでしょうか?

そんな看護師さん、とてももったいない時間の使い方してますね!

本来看護師の仕事ってとてもハートフルでやりがいのある仕事です。あなたは病院で働いているから

病院の看護業務=看護師の仕事

と勘違いしているだけですよ。お金のために働くことは否定はしませんが一回きりの人生ですし看護の仕事をお金のためを割り切る前に、本当の看護の仕事とは何か?それを知った方がいいのではないでしょうか。

当院は3月4月5月と毎月看護師さんが入職していますし、これからもやる気にみちた看護師さんであればどんどん採用したいと思っています。

病院で疲弊するくらいなら在宅で訪問看護、在宅緩和した方が絶対いいですよ!別に当院でなくても全然いいので是非そんな看護師さんは自宅近くの訪問看護を考えてみてくださいね~。見学随時募集してます!

 

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子育て中の看護師さんに訪問看護のパート勤務をお勧めする7つの理由

こんにちは、4人の子育て中の札幌の在宅医@今井です。

子育て中の看護師さんこそ訪問看護をしてみてはいかがでしょうか?

今日はそんな題で少し書いてみたいと思います。

 

子育て中の看護師さんの仕事の選択肢

子供が小さい時(0~小学生低学年くらい)はできるだけ子供と一緒にいたい、仕事と生活のバランスをとりたいという看護師さんは多いのではないでしょうか?そうなると夜勤がある病棟の勤務はなかなか難しいのが現実ではないでしょうか?これまではそんな看護師さんの仕事の受け皿は病院外来でのパート勤務であったり診療所での時短勤務であったのかと思います。

ただ最近では介護保険からみのデイやショート施設での勤務、施設での時短勤務という選択肢、さらには訪問看護という選択肢も一般的になってきたのではないでしょうか?

訪問看護をお勧めする7つの理由

そんな中でも自分は是非看護師の皆さんに訪問看護をやってほしいとおもいます。単純に訪問看護の魅力を知って多くの看護師さんにやってほしいと思う点もありますが、何より以下の点を考慮してみてもやっぱり子育て中の看護師さんが訪問看護を選ぶメリットはあるのではないかなと思います。

以下訪問看護をお勧めする理由↓

1シフトが明確で土日勤務がない

基本的には訪問件数による勤務となると思うのでシフトが明確です。土日の待機は常勤の看護師さんがしてくれますので働きやすいかと思います。

子育て中はやっぱり時間がきちんと守られるか、土日が休みであるかって非常に重要だと思うのでこの点で訪問看護は悪くないと思います。

2訪問自体も常勤よりはストレスがない場合が多い

あなたのスキルややる気にもよりますが大体訪問看護でパートで働く場合しばらくの間は常勤看護師さんとペアで動くことが多いのではないでしょうか?例えば週2回訪問必要な患者さんで月曜が常勤さん、木曜がパートさん、など良くあります。

患者さんのことを相談できる相手がおり自分一人で責任を負わなくてもよい働き方が可能ですので訪問自体もそこまで思いつめずに気楽に仕事ができるかと思います。

3看護師同士の対人ストレスが少ない

基本的には訪問業務ですので仕事はほぼほぼ患者さん対応が主です。外来や診療所で場所に詰める勤務とは違って看護師さん同士意外とさばさばとした付き合いができるのも気持ちとしては楽に働けると思います。

4年上の看護師が多いので育児にも理解

年配の看護師さんが訪問看護は多いので子育てにも理解してくれる、はず・・・・だと思います。実際パートの看護師さんがいてくれたら楽にはなるので貴重な戦力に続けて仕事してもらうためにも色々配慮はしてくれると思いますよ。

5突発的な休みにも対応できる

子育て中には子供の熱発や体調不良、行事などで休まざるを得ない状況ってあり得るかと思います。大抵のある程度の規模のステーションであれば所長がそのような突発的に休む看護師さんのフォローをきちんとしてくれる体制ができていると思いますのでそのような所であれば勤務しやすいと思います。(小規模のところは難しいかも知れません・・・)

6記録は事業所によっては自宅で

これは事務所によって方針が違いますがクラウド型のカルテを導入している事業所であればどうしても子供の用事で仕事を切り上げなくてはいけないときなどは自宅でも仕事をしようと思えば可能です。場所に縛られない勤務もできる事業所もあるのでそのような事業所を検討できるのも訪問看護のいいところでしょう

7やりがいがある

まっ、これが一番ですが患者さんの自宅を訪問し看護を行う、利用者さんはそれぞれいますが管理者の方は初心者の看護師さんには比較的人間関係をとりやすい患者さんを当ててくれるかと思います。訪問看護をすることで改めて看護師としての業務の魅力を再認識できる、これも是非体験してほしい点ですね。

 

ということで子育て中の看護師さんいましたら是非訪問看護での勤務を考えてみてくださいね。ただ小規模のところでバリバリ戦力して考えるよ、っていうところは辞めた方がいいでしょう。あくまでできれば5人以上常勤がいるステーションでのパート勤務が望ましいかと思います。

同じ理由で子育て中の女医さんも訪問診療で働くのもありだと思います。興味ある方検討してみてください。

ご意見あればご連絡くださいね。

 

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地域包括ケア病棟が在宅療養支援診療所と並ぶ在宅医療の拠点に~国の方向性とそれに伴う問題点について

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

診療報酬の改定ですがようやく全貌が見えてきましたね。色々言及したい部分はありますがひとまず在宅の分野でおやっ?って思ったところを取り上げてみたいと思います。

そうです、地域包括ケア病棟についてです。

今回の改定でどうなるかひっそりと注視していたのですがその内容がなかなか面白いことになっています。

まずは資料をみてみましょう。

 

この中で今井が考えるポイントを抜粋します

①当該病棟において、退院患者に占める、在宅等に退院するものの割合
が7割以上であること 

② 当該病棟に入棟した患者のうち、自宅等から入棟した患者の占める割
合が1割以上であること。 

③ 当該病棟において自宅等からの緊急入院患者の受入れが3月で3人以
上であること。 

④ 以下の a、b、c 又は d のうち少なくとも2つを満たしていること。
a. 当該保険医療機関において在宅患者訪問診療料の算定回数が3月で
20 回以上であること。
b. 当該保険医療機関において在宅患者訪問看護・指導料、同一建物居住
者訪問看護・指導料又は精神科訪問看護・指導料Ⅰの算定回数が3月
で 100 回以上、又は同一敷地内の訪問看護ステーションにおいて、訪
問看護基本療養費又は精神科訪問看護基本療養費の算定回数が3月で
500 回以上であること。
c. 当該保険医療機関において、開放型病院共同指導料(Ⅰ)又は(Ⅱ)
の算定回数が3月で 10 回以上であること。
d. 介護保険における訪問介護、訪問看護、訪問リハビリテーション、介
護予防訪問看護又は介護予防訪問リハビリテーション等の介護サービ
スを同一敷地内の施設等で実施していること。 

⑤地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料の施設基準について、地域
包括ケアシステムの構築を推進する観点から、訪問看護サービスを併設
している医療機関についても、要件の一つとする

 

上記5点ですがこのポイントを皆さんはどう考えますか?

自分はこの内容を国が地域における在宅医療のメインキャストを在宅療養支援診療所から地域包括ケア病棟にシフトさせるつもりなんだな、っていうメッセージと受け取りました。

例えるなら

地域包括ケア病棟を整備する=幹線道路をつくる工程

在宅療養支援診療所を整備する=路地の道路を整備する工程

っていう感じですかね。今回の改定で国はようやっと在宅医療における幹線道路つくりに着手したと感じます。

ただここでも問題はいくつかあります、例えば地域包括ケア病棟での自宅復帰率はどうなんだとか救急受け入れはどうするんだ、などなど・・でもこれらはそんなに大きな問題ではないと思います。2,3年すれば問題なく病院なら対応可能となるでしょう。

今後の地域包括ケア病棟における一番の問題、それは訪問看護及び訪問看護ステーションの問題です。

なぜか?

それは訪問看護が現在は介護保険が主流であり基本的にはどこの訪問看護を導入するのかは地域包括ケア病棟のスタッフは主導権がない点です。

地域包括ケア病棟を退院する→そこの訪問看護を利用する

まずこれはありえない選択だと思います。おそらく地域包括ケア病棟併設のステーションの看護師さんは訪問看護に慣れていないでしょうからケアマネさんが好んで利用することはないでしょう。たとえ導入したとしても24時間の対応の問題や質の問題などで在宅医やケアマネさんから「やっぱり他にしようか」ということになるはずです。

つまりしばらくの間は地域包括ケアからの訪問看護=ほぼないに等しい状況

となると予想されます。

訪問看護がケアマネから医師、医療主体でできるようになればまた別でしょうがそこまでの制度の変更は難しいような・・・・・

 

まあということでポイントをまとめます。

①地域包括ケア病棟が在宅からの患者さんの受け入れをするようになり、かつ自宅復帰率も増えてくる流れとなる

②訪問看護ステーションの併設も条件となり、国は在宅療養支援診療所と並び在宅医療の拠点に地域包括ケア病棟をさせようとしている

③ただ問題はステーションが実質的には機能しないであろうこと、今後質の高い訪問看護師がどの程度増えるのか、増えなければいくら看護師がいても地域の医療職やケアマネからは使われないステーションとなってしまうだろう

 

ということでした。皆さんの医療制度への思索の参考になりましたでしょうか?何かご意見あれば教えてくださいね。

 

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これから訪問看護師として勤務する訪問看護ステーションを決める時、チェックすべき7つの項目

これから3連休ですが特にかわりなくいつも通りに診療していきたいと思います・・・

 

こんにちは、看護師の皆さん進路悩んでいませんか?

病院での看護師業務を一通りできるようになってきて次のステップのために管理業務や認定看護などを考えている、っていう看護師さんもいれば、訪問看護を始めたいと思っている、もしくは興味を持っている看護師さんも結構いるのではないかと思います。(選択肢の中に訪問看護はないよ、とは言わないでください・・・)

が、実際訪問看護師をしてみたいと思ったとして、そのような看護師さんがどういう風に訪問看護師としてスタートすればいいのかわからないっていうことが現実ではないでしょうか。

どの訪問看護事業所を選べばいいのかわからない~

っていうのが普通だと思います。

 

 

今日はそんな看護師さんのために、

訪問看護師として勤務する訪問看護ステーションを決める時、チェックすべき7つの項目

をお伝えしたいと思います。

 

①事業所の方針

まずは一番大事なのはその訪問看護ステーションの事業所の方針です。例えば施設ばかりみているステーションなのか、個人宅中心での在宅医療をしているステーションなのかによってやりがいや求められていることもかなり変わってきます。また医療法人であれば医師との連携を重視して医療依存度の高い患者さんをみていこう!!という方針であったり、また個人経営のステーションであれば来るもの拒まずでなんでもみていこう、というところもあるでしょう。

最近はリハビリのPT、OTさんが看護師さんを雇用してリハステーション化しているところもありますよね。

在宅看取りにやりがいをみつけ、そこに特化している事業所さんもありますし、小児在宅ケアを専門としているステーションもあります。

ところによっては通所や看護小規模多機能などをもち、訪問だけでなく通所やレスパイトもきちんと患者さんや家族に提供していこう!!って考えているところもあるでしょう。

まずはその事業所の方針がなんなのか、先々どう考えているのかをきちんと調べてことは必須だと思いますよ。ちなみにその情報ってHPに載っていないこともあるので是非面談の時に確認しましょう。面談のときに聞いても事業所の方針が管理者や運営者から出てこなかったら・・・・そのステーションは勤務はしない方がいいでしょう

②管理者

訪問看護ステーションでは一番大事なことは管理者がどのような看護師(あるいはリハセラピストさん)であるか、ということです。管理者さんが指導力なくふらふらしていたら決めるべきこともきまらないですし、看護の方針もぶらつきます。

そのようなステーションで長く勤務していると、そこの看護をみて<これが普通の訪問看護なんだ~>って考えてしまい他のステーションに移った時にえらい苦労をすると思います。

訪問看護ステーションって殆どが医療機関とは離れて存在していることが多いため看護の方針などは全てその内部で決定していくことになります。その決定をするのは現場の看護師さんの意見もありますが、最終的には所長さんが決めることになりますので、どんな考えの管理者さんがいるのかって確認すること、非常に重要です。

できれば

訪問看護歴10年以上あること

ケアマネ資格をもっていること

さらに可能であれば認定看護の資格をもっていること

この3つがある管理者の方であれば大丈夫かなと思いますのでこの点も必ずチェックしてみてください。

③給与や有給などの待遇面

この点に関しては僕よりも皆さん看護師さんの方が絶対詳しいと思いますので詳細なことは触れません。

ただ訪問看護ステーションの給与に関しては病院看護の給与よりはどうしても低めが現状ですね。(もっと診療報酬がつけば・・・・)

大体の訪問看護ステーションの給与は

基本給

職務手当や待機手当、出動に伴う時間外手当、住宅、寒冷地手当などの各種手当

交通費

賞与

っていうのが基本かなと思います。給与でチェックすべきところは訪問看護ステーションは月末に書類作成が結構多いので、そこのところの書類作成の残業の考え方、手当がどうなっているのかって点は事前に聞いておいた方がいいでしょう。

有給の取得に関しては小規模のステーションでは実際難しいところもありますのでこれもきちんと実際がどうなっているのかを確認しておいた方がいいでしょうね。

④待機について

通常の訪問看護ステーションであれば夜間や休日の呼び出しに備えて待機が割り当てられます。その頻度はどの程度なのか、待機の日はどの程度呼び出しがあるのかっていうこともきちんと確認しておいた方がいいかと思います。

入職してから待機や呼び出しが予想外に多くて大変、ってなったとしてもその時にやめるのはお互いにとってデメリットです。(ある程度訪問回れるようになるまで教える方も結構大変なんですよ。)

きちんと事前に確認したうえで入職する方がいいでしょう。

また待機については一言言わせてもらえば

待機をしない看護師さん、夜間出動したことがない訪問看護師さんは本当の意味での訪問看護を経験してはいない

と個人的には思っています。夜間体調変化した患者さんや救急的な対応が必要な患者さんを看たときにどれだけ一人で考え行動できるか、その経験ってやっていない人にはわからないすごい貴重な経験です。

なのでこれから訪問看護師さんにすすみたいと思っている看護師さん、  是非待機をたくさんやって夜間や深夜にどんどん出動してください、その経験があなたが訪問看護師として生きていく上で非常に重要な経験となるでしょう。

経験者がいいますからまず間違いないですよ!!!

⑤看取り数について

看取りはあくまで目標ではなくいい在宅看護の提供→→その結果の在宅看取りです。

いい在宅看護を提供しているステーションは、必ず一定数の在宅看取りを経験しています。

あなたが選ぶ訪問看護ステーションの事業所は月に最低でも1~5件くらい看取りをされているでしょうか???していなかったら・・・・・

在宅看取り、患者さんや家族にとってもいいですが医療者にとってもすごくいい経験となります。是非数多く看取りをしているステーションを選んでください。

⑥リハビリスタッフの有無

訪問看護ステーションには看護師とは別にリハスタッフも在職することが可能です。訪問看護は生活や医療をみていくのが仕事ですが、

PTさんやOTさん、STさんは身体評価や住環境整備、福祉用具選定などのプロです。

どう考えても看護師のみのステーションで働くよりリハスタッフがいるステーションで働いた方が経験値としても、看護としても質の高いものが得られる、提供できるはずです。

リハスタッフがいない訪問看護ステーションを否定はしませんが、あなたが経験なく訪問看護師として働き始めるのならば必ずリハスタッフがいるステーションを選びましょう。

⑦医療機関との関係

独立型のステーションであってもクリニック併設のステーションであったとしても在宅療養支援診療所と関わらずに訪問看護をしていくことは不可能です。あなたが勤務しようとしている訪問看護ステーションがどんな診療所とよく連携をとって仕事をしているのか、そこの先生がどんな先生がいるのかもきちんと把握しておきましょう。

どんなにいい訪問看護を提供できたとしても、主治医と連携がとれなかったり、看護方針を理解してくれない在宅医と連携している限りはいい訪問看護は提供できません。

どんなクリニックと組むことが多い野か、そのクリニックの評判は、などなどは事前に確認してみるといいでしょうね。




 

さてまとめです。

あなたが訪問看護師さんとして勤務を開始する事業所を選定する時、必ず以下のポイントをチェックして考えてみてくださいね。

①事業所の方針

②管理者

③給与や有給などの待遇面

④待機について

⑤看取り数について

⑥リハビリスタッフの有無

⑦医療機関との関係性

 

いかがでしたでしょうか?いい訪問看護師さんとなる第一歩のための参考になればと思います。

 

 

・・・・でも札幌の方で当院の訪問看護ステーションに応募する時はこの7項目、聞かなくてもいくらでも伝えてあげますからねー・・・