皮膚科の先生の往診開始しました。中央区、西区で診療必要な方いましたら気軽にご連絡ください!

こんにちは、札幌は宮の森の在宅医&かかりつけ医@今井です。

 

これまで当院では訪問診療で困った難治性の皮膚病変ある患者さんに関しては中央区の豊水総合メディカルクリニックさんに診療をお願いしてきました。

ただどうしても情報の共有や対応などでは自院とは勝手が違いますし、何より患者さんの医療費の自己負担や不安感(他院Drが来ることへの)などの負担を考えても何とか自院でも対応できるようにしたいなぁと考えていた所です。

 

そう考えていた所今回9月に皮膚科の先生に入職して頂くことができました!1か月弱準備などをしていましたが今回ようやく皮膚科の往診の体制が整いましたので少しずつですが患者さんの診察をしていきたいと考えています。

中央区西区の患者さんで皮膚科の往診対応希望の方いましたらまずは当院外来011-611-0001までご連絡ください。お待ちしています。

 

当院の2018年上半期の診療実績を知りたい方→こちらをどうぞ!

現在当院の勤務に興味のある医師募集中→こちらをどうぞ!

開業に興味のある医師も募集→こちらをどうぞ!

当院の訪問看護ステーションで働きたい看護師さん→こちらをどうぞ!

外来や訪問看護、地域で活動したい看護師さんも→こちらをどうぞ!

 

 

 

札幌での在宅医療、在宅緩和ケア、在宅+外来診療に興味のある医師を募集しています

こんにちは、今回のブログは上記の如く来年度一緒に働いてくれる医師を募集していますっていう内容です。

当院は在宅医療を医師や看護師、MSWやケアマネ、リハビリセラピストなど多職種が院内で(もちろん院外の色んなところとも一緒に診察はしていますが)協力し地域の患者さんに提供しています。

特徴としてはできるだけ施設などで大量に、1分診察のような形で患者さんをたくさん診る事をせずに、個人宅の、重症度の高い患者さんの在宅支援を積極的に行っている点です。夜間や休日などは後述のようにチーム医療を重視しますが、基本的には医師の診療は完全主治医制としていますので、患者さんや家族と信頼関係を築きながら診察を行っていけます。

医師は6名の複数体制で、夜間や休日に関しては完全当番制ですので基本的にはオンオフがしっかりしています。当番は大体平日が週1回、土日は月1回程度で基本的には普通に生活してもらい何かあったら往診するかどうか、ということになっています。

癌の患者さんを中心に在宅での看取りも積極的に行い年間約100人程の患者さんを自宅で看取っております。札幌では一番診療実績のある在宅診療所ではないかと自負していますので多彩な症例を経験することが可能です。

子育て中の方、または働き方を相談したい医師の方もいくらでも相談は可能です。

 

在宅医療はこれからの社会情勢上、医師として必須のスキル、知識となると自分は信じていますが、正直ある程度の知識などを基に自分一人で訪問看護師さんやケアマネさんに有意義な情報提供や指示をだせるようになるまで2~3年は時間が必要です。早めに準備をして来たるべき将来の社会保障制度の変化に耐えられる医師になりませんか?

 

個別住宅をメインとした在宅医療に興味がある医師の方、また外来もかかりつけ医として行っておりますが、地域の中での活動に興味のある医師の方いましたらまずは当院にご連絡くださいね。

2018年6月からは南区を中心にさっぽろみなみホームケアクリニックも開院予定です。こちらでの勤務したい医師を募集していますので同様にご連絡ください~、お待ちしています!

随時見学なども受け付けていますので宜しくお願いします~

 

文責:今井

医師募集担当:上林

連絡先:kanbayashi-s@40.115.152.204

 

この先生はどうですか?今井お勧め各区の訪問診療している16の診療所!!

こんにちは、宮の森のかかりつけ医@今井です。

前回に引き続き訪問診療についてですが、正直皆さんどこの先生に依頼したらいいの?って疑問に思っていると思いますので、今井が独断と偏見でここの区ならこの先生知っているので大丈夫だと思います、っていう先生を以下に書いていきたいと思いますので参考にしてみてください。(決して載っていない先生がダメっていうわけではありませんので勘違いしないようにお願いします。)

 

1中央区 

静命館診療所 :札幌市中央区南1条西23丁目1-5円山静明館901号 TEL 011-622-5212  FAX 011-622-5040

・神経内科の矢崎先生と多職種連携得意な大友先生が主に診療されています。古くから在宅医療をされています。ALSの患者さん多く診療されています。

ごう在宅クリニック :住所 札幌市中央区北4条東1丁目3-1パシフィックタワー札幌2905号 TEL 011-802-7823 FAX 011-802-7824

・中嶋先生と松田先生が二人で診療されています。今井は中嶋先生について在宅医療を学びました。認知症の方の診療がごう先生はとても上手です。

札幌中央ファミリークリニック :札幌市中央区南1条西11丁目ワンズ南一条ビル6F TEL 011-272-3455 FAX 011-272-3460

・信頼している訪問看護師さんがとてもいい先生とおっしゃっております。

2西区

④坂本医院 :札幌市西区琴似2条4丁目3−10 TEL011-621-0808

・札幌の在宅医療の取りまとめ役の先生です。困った時によく相談させて頂いています。本当に素晴らしい先生です。

ホサナファミリークリニック :札幌市西区宮の沢3条3丁目6-1 電話: 011-688-9807

・スタッフ皆さんキリスト教を信仰されています。看護小規模多機能もされておりうらやましいです!(^^)!

3北区

阿部内科医院 :札幌市北区新琴似3条11丁目7-24 TEL : 011-761-2395

・優しい女医先生が訪問診療をしています。かかりつけ医として外来もされています。

さっぽろ在宅医療クリニック :札幌市北区北37条西4丁目2-6 TEL:011-708-3330 FAX:011-708-3331

・とても精力的な西川先生が診療されています。呼吸器内科の先生ですので冬にはとっても有り難い!

4東区

みきファミリークリニック :札幌市東区北41条東7丁目3-12 TEL : 011-299-655

・お昼休みを利用して訪問されています。とても顔の広い先生で看護師さんの信頼も厚いです

栄町ファミリークリニック : 札幌市東区北41条東15丁目1-18  TEL.011-723-8633

・家庭医療の先生が訪問されています。昨年中川先生が赴任されました。複数医師体制で在宅しています。

5白石区

ごう内科クリニック :札幌市白石区栄通21丁目1-16 TEL:011-850-5050  FAX:011-850-5000

・HPみてもらえればわかりますが通所もされています。保険医協会でも仕事されております。

⑪きよみず公園クリニック :札幌市白石区東札幌4条3丁目6−1
電話: 011-813-6311

・白石のみならず中央区の患者さんも広範囲に訪問されています。すごいパワフルです。

ホームケアクリニック札幌 :札幌市白石区 本通5丁目北1番地 TEL:011-867-6770 FAX:011-867-6771

・言わずと知れた在宅緩和ケア専門の診療所です。

6豊平区

⑬しらかば台月寒東クリニック :札幌市豊平区月寒東3条16丁目3−10 電話: 011-850-0011

・ケアマネさんもいるので介護の事も相談できます。神出鬼没な五十嵐先生が外来もされています。

⑭ひらぎし在宅クリニック :札幌市豊平区平岸4条8丁目1−1
電話: 011-815-3363

・関西出身の話が面白い先生が訪問診療されています。絶対笑いをとってくれます。

7清田区

札幌在宅クリニックそよ風 :札幌市清田区北野6条5丁目11番21号
TEL:011-888-0808 FAX:011-888-0888

・当院同様複数医師体制での訪問診療をされています。

8手稲区

手稲家庭医療クリニック :札幌市手稲区前田2条10丁目1-10
TEL/011-685-3920 FAX/011-685-3921

・渓仁会さんのクリニックです。年々どんどんアクティブに活動されています。緩和ケアにも注力されています。見習いたいです。

9厚別区、南区

良く知っている知り合いいません、すみません。

 

 

 

ということで自分が知っている範囲で訪問診療をアクティブにされている先生をあげてみました。参考にしてみてくださいね・

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「何がよくて病院の外来に通っているの?」~大きな病院よりかかりつけ医を選ぶべき理由とは

こんにちは、かかりつけ医@今井です。

最近外来にきてもらった患者さんでよくみるのが、自分の主治医だと思ってかかっていた病院の科の先生が、その専門科以外での対応が必要になった時に対応してくれず色んな科や病院に回されて大変困っている、との状況です。

結局何が困るかっていうと、症状への対応のための薬だけが増えて結局色んな相談したい事、訴えたい事があって病院に行ってもその科の診療範囲の解決策のみを医師が指示して根本的な解決策などをどの先生も提示してくれない、親身に考えてくれない、といった結果になっている点ですね。

今回のこのブログでは

とにかく待ち時間が長い

複数の科にかかって薬ばかり多くなっている

生活や介護のことも相談したいけれどできていない

医師とのコミュニケーションがとれていない

など、病院では解決できないような問題を抱えている患者さんや家族の方が、身近なかかりつけ医をもつメリットをお伝えしたいと思います。

 



大きな病院で解決できない問題ってなに??逆に診療所では解決できるの??

まずは少し古い資料ですが現在と大きく変わらないと思いますので以下の図をみてみてください。医療への満足度調査の結果です

患者さんの不満な点を再度書き出すと

待ち時間の長さ

夜間休日対応

医療スタッフとのコミュニケーション

相談窓口がない 

となっています。これって確かに自分の経験上も理解できるんですが、大体上位1~3位は大きくかわらないんではないでしょうか?

じゃあこれらの問題って病院側はなぜ放置しているのでしょうか?いえいえ、病院側もこれらが問題だっていうのは良く理解しているんんですが、少なくとも②はともかく、①③④って実は結構結構ハードルが高い問題なんです。

少し時間がかかりますがなぜ病院は①③④の問題を根本的に解決できないか、それがかかりつけ医のいる診療所ではどう対応できるのかをみていきましょう。



待ち時間の長さの原因は???

あなたが病院に受診した時、必ず辟易する問題はまずはこの待ち時間の問題でしょう。初診の患者さんは病院であれば必ず2~3時間は待つことはざらだと思いますし予約患者さんであっても1時間遅れとかはよくあります。かくいう自分も病院勤務時は「外来は遅れて当たり前」って感覚でした。

ようやく診察室に入ったらその日はそれで終了、検査はまた後日・・・・なんてことはよくあります。これってなんでだかわかりますか?大きく分けて原因は二つに分類されます

1 医師の応招義務の問題

2 病院経営からみた外来診療の重要度の問題

1に関しては言わずもがな、医師は死にそうな患者さんがいたり急遽手術が必要な患者さんがいたら、外来に100人待っていようがなんだろうが何をほっぽってもその患者さんに対応しなければいけません。医師は診療の必要性が高い患者さんをまず診察していかなければいけないのです。

そうなると必然的に比較的安定している外来患者さんは最期の診察に回されます。診察の重要度の高い患者さんとしては①救急外来で運ばれてきた患者さん→②病棟で変化した患者さん→③その後に外来患者さん、って順番となるのは理解できますよね??

また2の医療経済上の問題ですが、病院の経営者は一番重視しているのは病床の利用方法です。まずは病床をどううまく回すか→その後付随する外来診療をどうしていくか考える、といった順番になります。経営上も外来診療は病院にとってあくまで病床に付随して考えていくもの、であるためそこへの人的配置や配慮などはあくまでできる範囲で、予算の範囲内でってことになってきています。

ということで病院外来での待ち時間の長さはこの二つが原因であると簡単に理解してもらえればと思います。

さて翻ってかかりつけ医がいる診療所ではどうか。第一に診療所では応招義務のある重症患者さんはまずいません。(当院は在宅やっているのでいますが)なので診療所の医師は急患対応もなく予定通りの外来診療をこなせばいいことになります。また次に経営上も外来自体が主たる収入源です。なので人員配置や患者さんへの配慮もできる限りのことをしています。結果としておそらく診療所レベルでは(急性疾患が殺到する年末や休日、祝日は別として)待ち時間はおそらく30分以内のところが多いのではないでしょうか?

どうでしょうか?必然的に診療所の方が普段かかる場合には時間的な制約が少ないという事が理解してもらえたでしょうか?生活習慣病などへの遠隔診療が始まろうともこの医療へのアクセスのしやすさは圧倒的に診療所の方が上っていうことは変わらないかと思います。



医療スタッフとのコミュニケーションってどう???

病院外来でも診療所外来でも医療スタッフとのコミュニケーションって看護師さん、もしくは医師とであることは変わりありません。ここは簡単に済ませますが病院スタッフは医師看護師ともに

病院内の異動が多い

病院自体の異動が多い

あくまで医療が主体、コミュニケーション自体が仕事ではない

ってことからあんまり患者さんとのコミュニケーションを重視はしていません。もちろん軽視しているとは言いませんが。

一方診療所レベルでは基本的には医師の移動はありませんので、あなたのライフスタイル、サイクルをきちんと理解してくれてコミュニケーションをとることができます。看護師さんも基本的には診療所では話好きな看護師さんの割合は多いはずです。なぜかって??だって採用する院長が看護師さんに求める条件って診療所ではコミュニケーション能力が一番なんですよ。逆に言えばコミュニケーション能力の低い看護師さんは診療所勤務は務まらないと思います。

ということで診療所のスタッフがコミュニケーション能力が病院より高いって何となく理解してもらえるでしょうか?(もちろん全てとはいいません)



相談窓口がない???

病院外来では医師は医療の相談にはきちんと行いますが、正直生活や介護の問題、診療にかかるお金の相談のことは

俺の仕事ではないな

って思っています。これはいい悪いの問題ではなく、病院ってそういうところなんです。なのでこれらの問題には基本的には医師はノータッチです。相談窓口がどこになるかと言えば恐らくは外来看護師さんか地域連携室となるかと思いますが、これらの方々も正直あんまり力には・・・・・看護師さんは外来患者さんの対応で忙しいですし、連携室のMSWさんは入退院の支援などで精いっぱいです。(やっぱり病院は入院患者さんの支援を一番尽力しています)

結局色々相談したいのに相談する場所がないってこと、病院ではある程度仕方ないかとあきらめる必要がありますね。当たり前ですが

病院=医療を受けるところ

と病院では割り切ってもらわないといけないかと思います。

さて一方あなたのかかりつけ医の診療所ではおそらく医療面以外でも生活や介護のこと、お金のことや高額療養費制度なども医師や看護師さんに話をしていくことは可能でしょう。え?それらのことを知らないって???そんな訳ないはずです。診療所では医療費についてはそこの医師は事務より詳しいはずですし、何より普段の会話から生活や介護のアドバイスも病院の医師以上にはきちんとできるでしょう。薬ひとつにとっても安くていい薬が何か、かかりつけ医の先生はそこまで考えてくれると思います。

(え?生活や介護のことを聞いても相談にのってくれないって?そんな医師はかかりつけ医に選ぶのは辞めましょう、と声を大にしていいたいです。)

 

 

いかがでしょうか。大きな病院での治療は確かに専門的な医療という面ではいい面があるのは否定はしません。ただ

お薬は毎回変わっていないのではないですか?

あなたが本当に困ったときに親身に相談にのってくれる医療スタッフはいますか?

介護の問題やお金の問題が出たときに相談にのってくれますか?

体調悪い時に往診してくれますか?

自宅で看取ってくれますか?

 

こんな現状に疑問をもっている方であればすぐにでもかかりつけ医をみつけるために行動してみてくださいね、きっと今より

 

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土日の診療に関しても今後は継続して休まずやっていきたいと思います

CTだいぶ慣れてきました。病院勤務のときCTやMRI室によく出入りしていたのが役に立っていますね・・・・

 

こんにちは、外来診療医@今井です。先週末に市内の救急隊に「入院が必要なさそうな患者さんで搬送先にこまることあれば、一次救急に関してはこの地域の患者さん、診ていきますよ」ってお伝えしたところさっそく週明けから搬送あり対応しています。喘息やアレルギー、インフルエンザや外傷など対応できることはできる限り高次の病院に行くことなく解決できるように診療していきたいと思います。

土日の診療に関しても今後は継続して休まずやっていきたいと思います。今は外来にどんな患者さんがきてくれるのかスタッフとも楽しみに毎日診療しています。頑張ってやっていきたいと思います。

 

さて今回の気になる医療記事はこちらです。<必要とされる薬局には限りがある>ずしりと重い言葉ですね。この薬局っていう言葉、診療所って変えても通じると思っているのは自分だけでしょうか?これからの診療所が求められている機能ってなんなのか、自分はこの記事を参考にして考えてみたいと思います。

薬事日報より https://www.yakuji.co.jp/entry61262.html

必要とされる薬局には限りがある

全国から約1万3500人が参集し、都内で行われた第50回日本薬剤師会学術大会が成功裏に幕を閉じた。 大きな節目となる大会では、過去最多となる47の分科会が企画されたほか、開会式で、大会史上初めて現役の首相が来賓あいさつで祝辞を述べるなど、何かと話題の多い大会となった。

学術大会前日の7日に開かれた「都道府県会長協議会」では、病院の敷地内薬局誘致の問題が話題となり、依然として、動きが活発化している状況に懸念を示す声が相次いだ。

会議で宮城県薬剤師会の佐々木孝雄会長は、全国22都道府県で42の医療機関が敷地内薬局の開設や誘致の計画を進めているなどの数字を提示したほか、広島県薬剤師会の豊見雅文会長は、県内で開設を目指している市立病院が敷地内ではなく、「建物内薬局」の誘致を計画していることを報告。「あらゆる手段を使って反対すべき」との声も上がった。

ことの発端は、薬局の構造規制が緩和されたことによるものだが、規制緩和の要因は、しっかりとした分業を進めてこなかったことによるものとは考えられないだろうか。

いくら「医薬分業の理念に反する」と主張しても、その義務をしっかり果たしてきたのかという疑問がついて回る以上、「敷地内反対」のロビー活動を行ったとしても、事態は大きく変わらないだろう。

ただ、全国で42の医療機関しか誘致に動いていない状況を鑑みると、それほど「うまみ」はないのかという印象を受けた。

そう考えると、敷地内に関する実態調査や、最低限の主張は必要だが、そこに固執し過ぎることはあまり得策ではないのかもしれない。

混沌とした状況でこそ、やるべきことは至ってシンプルだ。医療・介護など社会保障費の急増が懸念される2025年までに、いち早く必要とされる薬局になることを目指す。これに尽きるだろう。しかも、その薬局数には限りがある。なぜなら、もはや頭打ちとなった処方箋枚数は、既に減少に転じているからだ。

限られた処方箋を奪い合うよりも、OTC薬や介護用品を置き、検体測定室も設置して健康相談にも応じる体制を整えるなど、保険調剤に依存しなくても自分の足で立っていられる薬局づくりを進め、国民を味方につけることの方が得策だ。

50回大会では、「健康サポート薬局」「国民から求められる薬局は何か」をテーマにしたセッションが盛況だったことが救いになっている。こうしたマインドは、いち早く現場レベルにまで浸透させなくてはならない。


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往診依頼がありますが・・・・・

昨日は山側は雪が積もっていましたね・・・・・冬の足音が聞こえてきています・・・

こんにちは、ようやくブログ更新ができそうな環境となってきたため久しぶりに更新してみたいと思います。

さて先日から外来開始していますが1日1件~2件くらいはコンスタントに往診の依頼がきています。往診対応に関してですが、白石や手稲などからも問い合わせは来ていますが原則は中央区もしくは西区、北区の一部など診療所から比較的短距離で移動できる所に限定しています。申し訳ないですがご了承ください。またホテルなどの宿泊施設からの往診依頼は原則保険適応とはなりません。自費でもどうしても、という場合は病状により相談ですがやはり普通は外来に行ってもらうのがいいでしょう。

さてその往診ですが大抵かかってくる電話では「在宅やっている先生に聞いても難しいって話でした」「契約しないとできないって言われました。」とか言われることが多いです。確かに普通の在宅医の先生、ポッとかかってきた電話で初診の患者さん往診ってあんまりしません。

その理由ですがいくつかあるので述べてみたいと思います。一つ目の理由は「時間がかかること」です。初診での往診依頼ってこれまでの経験からも言えるのですが大抵は1時間くらい時間がかかります。単純に外来をそれだけ空けるのが難しいってこともありますし、さらにその割にはもらえる診療報酬が外来患者さん2人分くらいとあんまり変わりません。正直割にはあいません。二つ目は「調整業務がおおいため」です。往診して診療した場合諸々自宅ですごす条件が整っていないとすぐに調整していかなければいけません。ベット、食事、介護、ケアマネ、看護などなど・・・・その調整と対応って医師一人だけでは正直すごい時間とられます。なのでサポートしてくれるスタッフがいない環境ではなかなか難しいのかなと思います。3つめは「医師自身にも在宅医療の経験がいること」です。初診で体調不良の患者さん宅に行きそのまま治療できるのか病院に送った方がいいのか、患者さんが入院を拒否した場合どこまでその意思を尊重するのか、家族の意向はどうなのか、あとはもし治療するなら一緒にみてくれるケアマネや看護師は地域にいるのかなどなど・・正直在宅の経験のない医師がいっても患者さんへのベストな治療をその場で提供するのは難しいでしょうね。

そんな諸々の事情があって単発の往診依頼って断られること多いんです・・・・・・え?なんで当院はそんな面倒なことしているのかって?それはやっぱり地域ででた困っている患者さん、ほっとけないじゃないですか?高齢者って前日まで元気だった人があっという間に2,3日で動けなくなるような、そんな変化をきたすフレイル状態の方結構いますよね。自分の住んでいる地域が、そんな突発的に困った人も支援していける、安心して生活できる地域になればいいなって単純ですが思っています。できる限りずっと往診頑張っていきたいと思います・・・

 

さて本日の気になる医療ニュースはこちらです。MRICから医師のキャリアについての記事です。とっても面白いので是非ご一読ください。

MRICより  http://medg.jp/mt/?p=7898

Vol.216 厚労省による医師管理の厳格化は正しい道か ~これは研修医奴隷制度ではないのか~

つくば市 坂根Mクリニック
坂根みち子

2017年10月24日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

恒例の医師の臨床研修マッチングの時期になった。これは、医学部卒業後2年間の初期研修先を決めるものである。
医療界は厚労省も認める日本最大のブラック業界である。医師は余るといわれ続け多くの医師が永年にわたり滅私奉公で無報酬残業を続けた結果、現在の医師数は交代制勤務など夢のまた夢の状態で、研修医も奪い合いが続く。
地方の医師不足を補うために、各自治体は、地域枠を設けて奨学金を出し、医学生を入学させている。卒後決められた年限、その地域で指定の医療機関で働けば、奨学金の返済は免除されるというものである。医学部バブルの現在、地域医療に捧げたいとその制度を利用して入学するというよりは、少しでも入り易い方法として選んでいるというのが実態ではないだろうか。詳細を知らずに入った学生は場合によってはとても苦労する事になる。
まず、卒後のお礼奉公の年限が、借りた期間の1.5倍から2倍に設定されている事が多い。つまり、卒後9年から12年程は働く場所や地域が決まっている。最初の2年間の初期研修はカウントされない自治体もある。医師として使えるようになってから戻って来なさいということであろう。
奨学金を返還して自由の身になろうとすると、一括返還を求められる。例えば北海道の場合、奨学金合計は1200万円以上になるが、これを一括で返還しなければならず、遅れた場合には、年10−15%もの延滞利息がつく。
このように、もともと結構な制限がかかっている制度である。
ところが、これに加えて、本年7月30日厚労省から以下のような通知が出された(1)。
1 臨床研修病院は、医師臨床研修マッチングの希望順位登録前に研修希望者の臨床研 修期間中の地域医療への従事要件等(以下「従事要件等」という。)を必ず確認すること。 2 従事要件等が課されている研修希望者は、選考過程において臨床研修病院にその旨を申し出るものであること。 3 臨床研修病院は、研修希望者に従事要件等が課されている場合、当該従事要件等と研修プログラムに齟齬がないことを確認した上で医師臨床研修マッチングの希望順位登録を行うこと。 なお、当該従事要件等と研修プログラムに齟齬がある場合には、希望順位登録を行わないこと。 4 各都道府県は、従事要件等が課されている研修希望者の氏名、大学名及び従事要件等を記載したリストを作成し、厚生労働省を経由して、臨床研修病院に情報提供すること。つまり、研修のマッチングの過程において、地域枠の学生名簿を作成し、それを配布して地域枠の対象者から地域枠外の医療機関への申請があっても認めないように厳重な管理を始めたのである。来年からは、いかなる事情があろうとも、たとえ上記のように奨学金を返還しようとも他の地域で働きたいという研修医を一切認めなくなったという事である。
さらに締め付けは続く。
地域枠の対象者を研修医として選んだ地域指定枠以外の病院には補助金削減と言う罰を与える事にしたのである。
9月27日のCB newsより抜粋する
厚生労働省は27日、臨床研修病院が従事要件に“違反”する研修医を採用しているケースについて、該当する病院の臨床研修費補助金を減額する案を医道審議会医師分科会医師臨床研修部会に示し、大筋で了承された(2)。ここまでの強制は法的に許されているものであろうか?年10−15%にもなる延滞利息付きの一括返還、地域枠対象者の名簿の作成とマッチング医療機関への配布、有無を言わせぬ選考前選別、指定外での地域枠対象者採用病院への補助金の削減。
驚くべきなりふり構わぬ締め付けである。たとえば、茨城県の場合は、年10%の利息を入学時にさかのぼって付加しての一括返還を課しており、これなど明らかに違法であろう。
これが、これから医師として人生を輝かせていこうとする者たちへの扱いとして適しているものなのだろうか。まるで奴隷制度のようである。ここには、次世代の若者をエンカレッジして育てようという意識がまるでない。
例えば、結婚等で指定地域を離れたい時、働きながら出産や子育てをするために親の近くへ行かざる得ない時、もしくは親の介護が発生した時、どうしても研修を受けたい場所が出来た時等々。医学部を卒業し人生が大きく動く時に、18歳の頃の決定に少しの変更も許さないシステムというのはいかがなものだろうか。
厚労省がやるべきことは、医師の強制配置ではなく、永きにわたり放置されてきた過労死レベルの勤務環境を改善させ、指導医にゆとりを持たせ、研修医の指導にかける時間を捻出させる事ではないのか。医師も人間である。当たり前に結婚し、子供を持ち、家族との時間を大切にする。厚労省は、その当たり前な人生が大きく損なわれている現状を少しでも改善するようサポートすべきではないのか。そして、残念な事に、この医師強制配置、厳重管理体制は、初期研修に続く専門医制度でも踏襲されていくのである。

参考
(1)臨床研修病院が研修医の募集及び採用を行う際の留意事項等について 厚生労働省医政局医事課長 H29年7月31日
file:///C:/Users/PCUser/Downloads/%E8%B3%87%E6%96%992%E3%80%80170731%E9%80%9A%E7%9F%A5%EF%BC%88%E7%A0%94%E4%BF%AE%E5%8C%BB%E5%8B%9F%E9%9B%86%E6%8E%A1%E7%94%A8%E6%99%82%E7%95%99%E6%84%8F%E4%BA%8B%E9%A0%85%EF%BC%89.pdf
(2)臨床研修医採用、従事要件“違反”は補助金減額
厚労省案、医師臨床研修部会が大筋了承
CB news 2017年09月27日 https://www.cbnews.jp/news/entry/20170927192055

地域枠募集についての各自治体のHP
北海道

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/cis/ishikakuho/syugakusikin.htm

青森県

医師修学資金

宮城県

https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/641355.pdf

茨城県

http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/jinzai/ishikakuho/isei/ishikakuho/hstsudent/11081601/documents/30kennai.pdf

埼玉県

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0709/ishiikusei-shougakukin/index.html



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当院で行う一次救急について

あっという間に金曜日になりました・・・。

 

こんにちは、寒い日が続いていますね。そろそろ北海道で訪問系の仕事をされている医療者の方はタイヤ交換しないといけないなって思われているのではないでしょうか?当院もそろそろ考えていかないと・・・・

さて今回は当院で行う一次救急について簡単に述べてみたいと思います。基本的には当院は在宅医療をメインとしていたころから「病院に行かずに治療できるものは自宅で治療する」っていうスタンスで治療してきました。たとえば咳や痰がらみがあり気管支炎や肺炎が疑われる時、もしくは喘息発作が起きているっていう呼吸器症状への対応もありますし、腹痛や熱発、胃液の逆流などの消化器症状への治療、胸痛や不整脈などの治療もある程度は行ってきました。あとは蕁麻疹や湿疹などの皮膚症状、アレルギー症状などへの対応もそうですね。あとは頭痛の鑑別診断や頭部外傷や切り傷などの治療などもでしょうか。これらの対応は外来開始してからもどんどん行っていきたいと思います。

一時救急も積極的に受けるように決めたのは、基本的には自分は地域で起きたことはある程度地域で完結する体制がこれから先20年は必要だと考えているからです。土曜日であろうが日曜日であろうが祝日であろうが、地域の患者さんへのプライマリーな対応を積極的に行っていく、それがこれからの診療所には必要なんじゃないかとなと思っています。

 

さて本日の気になる医療ニュースはこちらです。この声確かに自分達の周りでもよく聞くことあります。本人にとっては自宅で過ごすことが一番だとは思いますが家族の方に負担がかかるのは事実です。家族負担を軽減するシステムを国全体で考えることは非効率的になると思うので地域毎に考えていく必要があるでしょう・・・・札幌では、宮の森ではどうしていくのがいいでしょうか?自分もこれまで考えてきていましたが、これからも考えていきたいと思います。

高地新聞より https://www.kochinews.co.jp/article/131835/

[2017衆院選] 在宅医療・介護の現場の声を 現状は家族頼み

「住み慣れた地域で暮らし続けられる体制を」との掛け声の下、政府が推し進める在宅医療。患者の意思を尊重するという理念の裏には、入院を在宅に切り替えることで医療費を抑えようという狙いがある。社会保障の中でも子育て支援に注目が集まる今回の衆院選。高齢者の在宅医療や介護に携わる県内の人々は何を思うのか。

10月上旬の正午すぎ。高知市朝倉乙の藤井クリニック院長、藤井貴章さん(52)は、午前中の診療を終えると、慌ただしく車に乗り込んだ。「今日の訪問は7人。全部回れるかな…」

リウマチでほぼ寝たきりの女性、独居の男性、かかとの褥瘡(じょくそう)が治らない男性―。高齢患者の自宅を巡り、診察と処置を続けていく。

脳梗塞で寝たきりの80代男性の自宅では、胃に穴を開けて栄養を送る「胃ろう」のチューブを交換した。「いつも寝てばかりですみません」。男性の横で、妻が小さな体をさらに小さくして謝る。意思表示の難しい男性の体をさすり、「お父さん、先生おいでたよ」と懸命に話し掛ける。

自宅を後にした藤井さんが言った。

「老老介護、多いですよ。本人が家で過ごすことを望んでも、介護する家族が倒れて、『もう無理』となるケースもあります」

■  ■

「家で母をみとれてよかった。でも、在宅の介護はとても人には勧められません」
高知市内の自営業の男性(40)は今年4月、自宅で母親の最期を見送り、17年に及ぶ介護生活を終えた。

母親は50代で認知症を発症。男性は店を切り盛りしながら、父親(69)と共に介護に当たった。17年のうち10年は付きっきりの毎日。母親の症状が進んで1回の食事に2時間かかるようになると、精神的に追い込まれ、「介護の末に首を絞める気持ち、よく分かった」という。

手厚い看護や介護が受けられるようになったのは、母親が寝たきりになってから。男性は在宅介護への公的支援が十分でない状況に不満を口にする。

「国は在宅、在宅と言う割に、現状は家族頼み。身内が誰か1人、24時間かかり切りになってしまう。介護の現場の声を聞いて環境を整えることが先でしょう」

■  ■

高齢化の進展で社会保障費の支出が膨らみ続ける中、政府は医療や介護の支出抑制を図ってきた。2006年度前後からは在宅医療の推進方針を強く打ち出し、在宅関連の診療報酬を増額して入院からの切り替えを促している。

訪問診療を終えた藤井さんは、こう話した。

「住み慣れた家での療養は理想的で、入院から在宅へのシフトは理解できます。でも、財源が足りない。今は診療報酬が高いけど、このまま在宅が増えたら将来やっていけなくなると思う」

今回の衆院選で、安倍晋三首相は2019年10月の消費税増税による増収分を教育無償化などに充てる考えを示し、野党勢は増税の凍結や中止を主張。借金の穴埋めを含めて増収分全てを社会保障に充てるとしていた従来の政府方針はうやむやになっている。

藤井さんは、税金の取り扱いを巡って人気取りや批判合戦を繰り返す政治に歯がゆさを隠さない。

「政党はくっついたり離れたりで、高齢者の医療なんて気に留める余裕がないようですが、財源を考えるのが政治家の仕事でしょう。この国の医療・介護をどう持続させるか、もっと腰を据えて取り組んでほしい」

 

 

ということで今日も一日頑張っていきましょうか・・・


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認知症について~最近の動向と当院の認知症外来など

季節が変わってきましたね、朝5時の外は真っ暗です・・・・・

 

こんにちは、外来開始とともに起床時間が5時となり起床後はしばらく暗闇の中活動しています。子供達も一緒に5時に起こしているのですが、この生活リズムに徐々に慣れてくれてきているよう・・・・早寝早起き生活がしばらくは続きそうです。

さて本日は認知症関連の記事を少し。最近みたレポートで以下のもの結構面白かったので時間ある方はお読みください。

↓結構長いです。

認知症に揺れる日本 http://www.asahi-kasei.co.jp/arc/service/pdf/1018.pdf

また交通事故関連ではこの記事もフムフムと思って読んでいました。

↓参考にどうぞ

高齢者の“暴走事故”に潜む認知症のリアル「赤信号でも進みたくなる衝動」「高速道路で象が出現する幻視」… http://wpb.shueisha.co.jp/2016/12/12/76660/

 

また10月18日、昨日行われた中央社会保険医療協議会 総会(第364回)でも認知症に関しての話題がとりあげられていましたので、国が今何が医療現場として問題として考えているのか少しですが理解できます。そちらも参考資料として提示してみます。(こちらはそんなに長くないのでスライド抜粋します)

↓中央社会保険医療協議会 総会(第364回) 資料より http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000180987.pdf P95~

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ということで国としては早期診断=進行の抑制(=医療介護費の削減につなげたい)に重点を置きたい、というのが本音ということでしょうね。

ただ在宅でも認知症の方の診療をしていると、現在の認知症治療をする医療機関にはやっぱり問題があるなって少なからず感じることがあります。それは診断に特化しているためその後の治療が投薬のみしか手段がなくなっているため患者さんや家族の負担軽減に医療機関が寄与していない、ということです。どうでしょうか?皆さんもそう感じることないでしょうか?(体調不良となると在宅での加療の選択肢がないためすぐ入院をすすめたりっていうこともあります。個人的には大腿骨折れていようが脳梗塞に軽くなろうが入院しない選択肢って認知症の患者さんでは結構ありだと思っています。)

さらに言わせてもらうと診断する医療機関は確かに重要ですが、認知症の慢性期の治療に関してはなにより在宅をよく知る、もしくはいつでも在宅医療を実施できる医療機関の存在がなにより重要だと思います。だって患者さんが住んでいる、生活している、問題を抱えているのは自宅での生活においてですよ?現場をみないで問題が解決できるでしょうか?(たとえばですが、火事の現場で消防の指揮をとる人間がいたとします。多数の職種や人がいる現場への指示、現場みずに適格にできるでしょうか?できる訳ないですよね・・・・)

おそらく来年度の診療報酬改定では無理でしょうが、認知症治療においては早期診断、早期加療も重要かもしれません。ただそれよりも現場でもっと頑張っている関係者、(特に訪問看護師さんやこまめにみてくれているケアマネさん)はもっと評価してあげる必要があるんじゃないかな、ここの部分を評価してあげたいなと個人的には感じますが皆さんはどうでしょうかね?

 

 

という訳で長くなりましたが、当院の外来で行う認知症治療は診断というよりは治療自体に重きをおいて診察していきたいと思います。画像検査などの診断は自院では完結しませんので設備が整った病院さんにある程度はお願いすることになるでしょう。ただ外来と在宅医療のシームレスな対応を重視して、その人の価値観にあった医療って本当になんなのかを一緒に考えていく外来としていきたいと思っています。外来にかかっている患者さんであっても往診する、必要な時は訪問看護も提供する、施設などが必要であればSWやケアマネさんも含め対応していく、って多職種で対応できる認知症外来ができたらいいですね。

 


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院内の整備は徐々に進んでいます

あっというまに10月も半ばですね・・・・

 

こんにちは、連日あっという間に時間が過ぎて行っています。クリニックへの検査機器の搬入もようやく終わりました。

↓心電計

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↓院内迅速検査

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院内の整備は徐々に進んでいます。あとは院内処方用の薬棚でしょうか・・・・・・えぇ、そういえばHPの変更がまだ全然終わっていません。

診療時間や日時、場所などの基本的な情報が変更できてないんです。ここが大事なところなのでできる限り16日までにひとまず一時的にでも新しいHPに変えたいのですが・・・それまでにできるでしょうか?自分でできる努力があればしていきたいと思います。

↓ちなみにHPではクリニックの外観写真、こんな感じで使用しようかとも思っています。

キャプチャ

 

さて本日の気になる医療ニュースはこちらです。ヒルドイドなどの保湿剤保険適応外にするのはある程度は仕方ないかと思います。ただ提言通り基礎疾患ある方で悪化予防のために使用している患者さんに関しては使用できるようにしてほしいとも思いますが・・・保険財政との兼ね合いですかね。適度な制限ですめばいいかとこの件に関しては思いますが皆さんはどう考えますか?

m3より 保湿剤、「一部保険適用外に」、健保連が提言 「化粧品代わり処方の流行の可能性が高い」 https://www.m3.com/news/iryoishin/562690 

健康保険組合連合会は10月6日、「政策立案に資するレセプト分析に関する調査研究3」を公表し、ヒルドイドなどの保湿剤に関して、「化粧品代わりに処方してもらうことが流行している可能性が高い」などとして、「皮膚乾燥症で、他の外皮用薬または抗ヒスタミン薬と同時処方されていない場合には保険適用から除外する」ことなどを提言した。

健保連は健保組合の協力の下、2018年度診療報酬改定に向けてレセプトデータを分析するなどし、下記の3項目の提言をした(資料は、健保連のホームページ)。

(1)重複調剤防止に対するお薬手帳の有効性に関連し、「薬剤服用歴管理指導料は、全年齢階級の患者について算定が可能であるが、薬剤服用管理をより必要とする患者層に限定すべきである」
(2)歯科の診療実態調査に関連し、「現行の歯科診療報酬における『歯科疾患管理料(100点)』については、継続的な管理を行った場合に限定して算定できるようにすべきである」
(3)保湿剤処方のあり方について、「外来診療で皮膚乾燥症に対して保湿剤(ヘパリン類似物質または白色ワセリン)が他の外皮用薬もしくは抗ヒスタミン薬と同時処方されていない場合には、当該保湿剤を保険適用から除外する。中長期的には、海外の保険収載の状況や一般用医薬品の流通状況等を踏まえ、保湿剤の処方そのものを保険適用外とすることも検討すべきである」

保湿剤、「化粧品代わり処方の流行の可能性」

健保連はメディアやSNSなどでの動向を基に、「美容に関心の高い女性の間で、皮膚科等に受診し『乾燥肌(皮脂欠乏症)』等の訴えにより『ヒルドイド』(各種タイプ、後発品含む)を化粧品代わりに処方してもらうことが流行している可能性が高い」と分析。124健保組合における2014年10月から2016年9月の2年間で、保湿剤が1種類以上外来で処方された医科、調剤のレセプトデータを分析した。

その結果、処方回の8割強において、ヘパリン類似物質(「ヒルドイド」等)が処方され、処方額は約147億円(2年間)だった。全国の薬剤費は年間1230億円程度となると推計している。保湿剤の処方額全体のうち、約17%は保湿剤の各成分(ヘパリン類似物質、白色ワセリン、ヘパリンナトリウム)のみの処方によるものであった。

性別、年代別に分析すると、男性における保湿剤のみの処方額は約11億円、女性は約17億円で1.5倍の開きがあった。25~54歳に限ると、処方額は男性が1.2億円で、女性は5.9億円だった。2014年10月からの1年間と、2015年10月から1年間を比較すると、ヘパリン類似物質単剤処方のレセプト増加件数は、25~54歳において女性は男性の5倍以上だった。

「ヘパリン類似物質のみの処方であり、かつ皮膚科系の傷病名が皮膚乾燥症のみ」のレセプトにおける処方額は約10億円(2年分)で、ヘパリン類似物質の外来処方額の約7%。全国では年間93億円程度と推計している。

保湿剤は英・仏・米では保険収載されていない。健保連では、「保湿剤である白色ワセリンは第3類医薬品、ヘパリン類似物質・ヘパリンナトリウムは第2類医薬品として入手可能である」とも指摘。提言として「外来診療で皮膚乾燥症に対して保湿剤が他の外皮用薬もしくは抗ヒスタミン薬と同時処方されていない場合には、当該保湿剤を保険適用から除外する。中長期的には、保湿剤の処方そのものを保険適用外とすることも検討すべきである」と提言した。前者では年間約93億円、後者では年間約1200億円と推計している。

薬剤服用管理、年代で限定を

お薬手帳が重複調剤を防止する上で有効に機能しているかの検証では、40歳以上の患者では、お薬手帳の持参ありの場合は持参なしと比較して、重複調剤の発生率が低い傾向を有する結果が確認されたとして、「薬剤服用管理をより必要とする患者層に限定すべきである」と提言した。その根拠として、40歳以上の患者は、40歳未満の年齢階級の患者と比較して、処方日数の長い薬が処方される患者が多く、生活習慣病などの慢性疾患の患者の割合は、高齢になるほど高くなり、40代では7割以上、65歳以上では9割弱になることを挙げた。

 

 

さて本日は当番日、患者さんから連絡くるの待っていたいと思います・・・

札幌の在宅緩和ケアの現状について~2017年版

そろそろ冬に向けた診療の準備を早めに考えていこうと思っています・・・・・

 

こんにちは、当院では何も予定のない金曜日の12時30分から看取った患者さんや診療が終了した患者さん(施設入所、長期療養病院への入院、他医フォロー、転居などの理由)の振り返りカンファレンスを行っています。今週18日は若くしてなくなった患者さんやご両親が看取った患者さんについて、診療医、同行看護師、SW、ステーション看護師などなど多職種で各々の立場から良かった点、学びとなった点を話をし全員で事例を再度共有しました。またそうすることがスタッフ同士のグリーフケアともなりますね。ところで札幌での在宅緩和ケアの普及状況ですが自分が在宅を始めた6、7年前と比較し現状はどうなっているでしょうか?改善した点、変わらない点、課題など思うままに簡単に書いていってみたいと思います。

札幌の在宅緩和ケアの現状について 2017年版

札幌の在宅緩和ケアをとりまく状況ですが2011年に開業したときと比べ緩やかですが変化は見られつつあります。1番の変化はやはり在宅緩和ケアが必要な患者さんを診ていく在宅医が徐々にですが増えつつある点です。中央区は2011年当時より既に積極的にみていく医療機関はありましたが、現在では西区、手稲区、東区などなど各地域で在宅緩和ケアに従事する、もしくは専門に行う診療医がでてきているため各区である程度在宅緩和ケアのニーズに対応することが在宅医としてはできるようになってきていると思われます。(対応が難しい区もありますが)訪問看護も同様です。ステーションンも人数の多寡はあれど在宅緩和を使命と考え動いているステーションや、その他でも特に断ることなく訪問してくれる看護師さんが2011年と比べると増えた印象です。2017年の現状であれば在宅医療サイドでは在宅緩和ケアへのニーズに答える体制は既に出来上がっている状態であり、ある程度需要が予想より増えたとしても特に問題なく受けれる体制はとれるのではないかと思われます。

さて一方で在宅緩和ケアにつなげる病院サイドはどうでしょうか。この点は2011年と比べると徐々にですが変化はみられつつありますが、在宅医療サイドの変化と比べると比較的ゆっくりとした変化と言えるのではないかなと個人的には思っています。いくつかの病院は退院支援、調整担当者を大幅に増やしている所もあります。ただその結果として在宅緩和につながっている症例数が大きく増えているか、と言われるとそこまでとは言えないのかなぁと思います。外来での一コマや退院調整の場において在宅という選択肢の提示はされるようになってきているのではないかと思いますが、患者さんが在宅を選択しない理由がなんなのか・・・これまで当院に紹介されてきた在宅緩和の患者さんの傾向をみてみると「医療的にやはり在宅で対応できるかどうかが不安」「介護の体制をどうしたらいいか」「看取りまで考えられない」「独居だから」等々がその理由としては考えられるかと思われます。ここの点って在宅サイドからみたら対応できること多々あるんですが、その紹介の前に他の選択になってしまってしまうともうどうしようもないですよね・・・・

長くなりましたが結論として何を言いたいかというと「在宅緩和ケアをとりまく医療資源は充足しつつあるが、患者さんと病院サイドの在宅緩和ケアへの認識や社会トレンドがまだそこを必要とする段階まで到達していない」ということが、ひとまずの2017年現在の札幌の在宅緩和ケアを取り巻く現状ということができるのではないでしょうか・・・・

簡単に自分なりにまとめてみましたが皆さんは何か意見があるでしょうか?何か他の意見あれば教えて下さいね。

当院は在宅緩和ケアが必要な患者さんの支援を医師、看護師、MSW、リハビリセラピストなどで積極的に行っています。必要な方いましたらまずはご相談くださいね。

 

 

さて本日の医療ニュースはこちらです。在宅緩和ケアに関するちょびっとした記事ですが参考になればと思います。参照してみてください。

ニフティニュースより 「病院で最期」が8割の中で、最期まで自宅で暮らす方法 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12180-599441/

小林麻央さんが最後に選んだ「在宅医療」。「私も最期まで家で過ごしたい」と思う人が多い一方、現実には8割の人が病院で最期を迎えている。自宅で最期まで暮らすためにはどうすればいいのか。訪問看護師として在宅医療に取り組み、「市ヶ谷のマザーテレサ」と呼ばれる秋山正子さんと、新著『なんとめでたいご臨終』が発売早々重版した日本在宅ホスピス協会会長の小笠原文雄さんが語り合った。

秋山:小笠原先生のようなかたがいる地域といない地域、まだまだ地域格差はありますが、私が(41才で亡くなった)姉を病院から家に連れて帰ったのは1989年です。当時は在宅医療の仕組みはありませんでした。それでも、あるもの、使えるものを組み合わせてチームを組みました。ですから、自分の地域は体制が整っていないからと、諦めないでほしいんです。

小笠原:まだあまり知られていませんが、遠く離れていても、テレビ電話を使って遠隔診療もできるんですよ。ぼくは15年前から小笠原内科で導入していて、とても有用だと感じています。

他には、教育的在宅緩和ケアといって、患者さんの近隣に在宅医療を行う医師がいなくても在宅医療が受けられるように、地元の医師と連携する仕組みを作って実践しています。そういう意味で、地域格差は徐々になくなっていると思いますよ。

秋山:大事なのは、暮らしの中で看取ることです。ですから自宅に限らず、グループホーム、サービス付き高齢者住宅、シェアハウスなど、家と同じような環境で、生活の延長線上にその人の最期があればいいと私は思っているんです。

小笠原:そのためには、元気なうちに家族と話し合って、どこで誰にどのように看取られたいかをきちんと話しておいた方がいいですね。

秋山:そうですね。地域の医師、看護師、介護サービスや、ご近所さんやボランティアの力などを組み合わせれば、一人暮らしの人でも、自宅で最期を迎えることは可能です。「周りに迷惑がかかるから病院でいい」と遠慮しないで、ちゃんと声を大にして、「家に帰りたい」「家で死にたい」と言ってほしいんです。そうしたら私たちは全力で支えます。

小笠原:ぼくなんかは、ご本人が「家に帰りたい」、ご家族が「帰らせてあげたい」と言えば、『緊急退院』といって、その日のうちにも退院できるように病院側と連携しています。

秋山:今は、大きな病院には退院後の医療をアレンジする地域連携室という部門があって、そこが相談窓口になります。後は各地域にある、地域包括支援センターが相談にのってくれます。介護や訪問看護の事業所がどこにあるのか、在宅診療をやってくれるお医者さんがどこにいるのかなど、地域の事情がわかる情報誌やマップも作られていますから、自分で調べてみるのもいいと思います。

◆看取りの文化を広げていきたい

小笠原:長く続く訪問看護ステーションには医師や看護師をコーディネートできる人が大抵1人はいます。どのお医者さんが合うのかも訪問看護師さんはよく知っています。

秋山:小笠原先生はもともと僧侶でいらっしゃるし、生きる、死ぬということについては独自の哲学をお持ちです。でも、先生のようなカリスマではない、地域の開業医のかたで在宅の看取りを体験されるかたが全国で少しずつ増えています。私たちのような訪問看護師やベテランのケアマネジャーが、医師、訪問看護師、介護の人のチームを作ればできるんです。

小笠原:患者さんやご家族のことも理解しているのが、地域のかかりつけ医です。「家で最期を迎えたい」という患者さんの願いを叶えるために、モルヒネなどの使い方に困った時には、訪問看護師、薬剤師、あるいはほかの医師に教えてもらえばいいんです。患者さんや家族の願いが、かかりつけ医を育てるんですよ。

秋山:ある看取りの現場で、ろくに挨拶もしなかった中学生の男の子が、おじいちゃんを見送ったあと、それを手伝った私たち看護師に「お世話になりました」とお礼を言ってくれたことがありました。やっぱり人の死は何かを変える力を持っています。おじいちゃんはこんなふうに家で亡くなったということを次の世代に伝えて、看取りの文化が引き継がれていくといいなと思っているんです。

小笠原:そうですね、特に子供は人の死を知ると大きく変わっていきます。それから、人の生き方・死に方をいちばん間近で見ている看護師の言葉は重い。『なんとめでたいご臨終』を読んで死が怖くなくなったという人もいらっしゃいます。「朗らかに生きる、笑顔で死ねる」、そんな看取りの文化を、同志としてともに広げていきたいですね(笑い)。

 

皆さんは最後に過ごす場所、どこがいいですか?それを考える時期はいつかは誰にもわかりません。自分も含めそう先ではないかも知れませんので、この記事が少しでも考えるきっかけになればと思います・・・・・