これからの病理・放射線科医の働き方はリモートワークが当たり前になる。

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

日経メディカルの記事ですが、この記事にあるように病理医、放射線科医にとっては場所に囚われない働き方がこれから可能になるでしょうね。もちろんAIの恩恵も十分に受けることが可能になるのは間違いないでしょう。

日経メディカルより

病理と放射線科を融合、亀田の遠隔デジタル画像診断

遠隔診療とAIの普及は今後医療の世界において仕事の仕方の劇的な変化をもたらすことになるでしょう。在宅医療の現場においてもどのような仕組が導入されていくのか、本当に新しい技術がでてくるのは楽しみです。

2020年の診療報酬の改定で遠隔での病理、放射線診断の普及をより進める方向になって、本格的にその流れが花開くのは2022年の診療報酬改定でしょうかね~。

 

とにかくこれから自分達医療職、特に医師にできることは将来を予測してその変化に準備する、さらに準備するだけでなくその先を見越してどんどん行動していくことでしょうね。行動あるのみ!!

皆さんも先を予想してどんどん行動していきましょうね~、きっと先々大きな違いを生み出すことになるでしょう。そう思いませんか?

 

 

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AIの導入後に医師がすべき仕事とは?個人的には<共感する>、<最適化する>、<責任の所在を明確にする>が医師の仕事として残ると考えていますよ。

こんにちは、札幌の遠隔診療導入を検討している診療所医師@今井です。

日経デジタルでAI導入後に医師の仕事として何が残るのか、という議論が出ていました。

こちらをどうぞ↓

AIの導入、医師の仕事は3つ残る

「・・・鈴木 AIの現状を踏まえて考えると、患者を「分析する」、患者を「説得する」、患者に対して「責任を取る」の3つが残ると思います。これらはどれも機械では難しいからです。もちろん、100年や200年後の世界では可能かもしれませんが、少なくとも当面は医師がやる必要があるでしょう。

武藤 確かに、患者に対する責任を最重要とするならば、医師は自分で患者を説得したいはずですし、そのためには当然自分で患者を分析して決定することになるでしょう。そう考えれば、医師の気持ちから見ても「分析する」「説得する」「責任を取る」は3つセットになるのかもしれませんね。」

 

ということでこの記事では医師の仕事の3点は

①分析する

②説得する

③責任を取る

が挙げられていますが、自分は少し考えが違います。AI導入後の医師の仕事の3点は

①共感する

②最適化する

③責任の所在を明確にする

が医師の仕事として必要になるのではないかと思っています。

順に少し説明してみましょう。

①の共感するに関しては、AI使用しての診断や分析に関しては当初は精度が高くないかも知れませんが必ずどこかの時点で上昇曲線のカーブを描いて人間を凌駕するはずです。

でた結果に対してどうするか・・・AI診断後の医師の仕事の大事な部分は患者さんの人間的な痛みに1個人としてはまずは共感してあげること、痛みやつらさを傾聴してあげることになるのではないかと思います。

いくら技術が進化したってこの部分は絶対人間にしかできません。皆さんもそうですよね?機械に声かけられたって何も悲しみやつらさは癒えないですよね。<共感する>、これは大事な医師の仕事なのではないでしょうか?

②の最適化する、ですがこれも医学的な診断をAIがした後にどうその情報を患者さん自身に最適化して使用するのかは人間にしかできないことだと思います。

複雑に絡みあった状況や家族関係、医療や介護保険の状況、生育環境、今後の療養の希望の場所や誰と一緒にいたいか等々・・・・これらの複雑に絡み合った因子を考慮しながら医療情報を最適化するのはやはり医師の仕事の一つとして残るのではないかと思います。

AI分析ででた診療診断についてそれをどう使用して治療するのか?この治療最適化のプロセスは必ず必要だと思っています。

最後は③の責任の所在を明確化する、ですが、文中では医師こそが何かあった時に全ての責任を負うべき存在と定義しているようですが、今後は医師だけでは責任が負えない問題が多発するのは間違いないかと思います。介護の方法一つとってもそうですし、特定看護師が包括指示の元に医療行為をし始めたら全て医師が責任をとるのでしょうか?

正直それはおかしいし、どこかの段階で誰が行った医療や介護の責任を取るべきなのかを明確にする時が必ず来ると思います。

その時に医師に求められる仕事の一つが、<責任の所在を明確にすること>だと思います。

この仕事は誰がしてどう責任を負うのか、責任を負えないのであればだれがすべきか、またはしないという選択肢はないのか・・・・看護はどの程度の医療行為まで自らの責任で行っていいのかどうか、などなど責任の所在(範囲)を明確にしてあげることも医師の仕事の一つとして残るのではないかと考えます。

 

<共感する>、<最適化する>、<責任の所在を明確にする>、このみっつがAI導入後も医師の仕事として残る仕事だろうなと個人的には予想していますが皆さんの考えはいかがでしょうか?

 

よければ皆さんの考えも教えてくださいね~

 

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画像や検査結果の判断はAIの仕事となると、医師の仕事何になるのか?本質が問われる時代になりそうです。

こんにちは、あっという間に3月も終わってしまいましたね。本日もかわらず診療の医師@今井です。

AI関連で面白い記事をみつけましたので以下に部分的にご紹介です。この分野の記事をみるのは面白いですね。

人工知能による「トリアージ」が脳卒中の患者を救う──米食品医薬品局に認可された診断用AIの実力

病気の発症から治療開始までの時間を短縮するために、医療画像の「分析」を人工知能(AI)に任せる動きが進んでいる。脳卒中や糖尿病網膜症で治療の優先度を決める「トリアージ」に活用したり、病気の臓器の進行や治療効果を自動で記録したりする。米食品医薬品局(FDA)も専門部署を設け、機械学習アルゴリズムを使ったソフトウェアを認可し始めた。

Viz.aiの最初の製品は、「時間との戦い」に打ち勝つため、救急(ER)患者のCTスキャンを自動解析するというものだ。iPhoneが写真から猫を見つけるのと同じような機械学習アルゴリズムを利用して、脳の主要な血管の中の閉塞箇所を発見するよう学習させた。

脳卒中の最も一般的な病態である閉塞らしきものをソフトウェアが発見したら、脳神経科医のスマートフォンに写真の確認依頼の通知が届く。ソフトウェアはさらに、最も重要と判断した写真に自動でフラグを付ける機能も備えている。

FDAの認可が下りたということは、すなわち世界で最も注目されている医療規制当局が、AIアルゴリズムの臨床利用に門戸を開いたことを意味する。Viz.aiのアルゴリズムも認可にあたり、FDAは、規制対象の新たな区分を設けた。スキャン画像を分析し、最も緊急性の高いものを専門医に知らせる「トリアージツール」という区分だ。

FDA広報官のひとりによれば、FDAは安全なデジタル医療ツールの早期実用化やイノヴェーションの促進に向け、審査プロセスの改善を図っているという。FDAには17年、デジタルヘルスを専門に扱う部署[日本語版記事]が誕生したばかりだ。AIを活用した医療サーヴィスも含まれる。

AIを使って疾病と闘う研究者はほかにもいる。スタンフォード大学とグーグルは、皮膚がんや目の疾患について、機械学習ソフトウェアが熟練した医師と同じくらいの精度で病気を発見できることを示した。

サンフランシスコで医療画像関連サーヴィスを手がけるArterysは18年1月、スキャン画像を分析してがんの治療に利用する機械学習ソフトウェアでFDAの認可を取得した。Arterysのアルゴリズムは、肺の結節や肝臓の病変に自動でハイライトを入れ、時間の経過とともに成長しているか、それとも治療に反応しているかを自動で記録する。

アイオワシティに拠点を置き、医療のオートメーション化を進めるIDxは、さらに大胆なAIの活用法を提案し、製品の認可をFDAに申請している。プライマリーケアクリニックにおける糖尿病網膜症の診断の向上を目的としたソフトウェアで、すでに臨床試験を終えている。

糖尿病網膜症は糖尿病の合併症のひとつで、専門医による治療がなければ失明にもつながる。この診断のために、非臨床職員が患者の網膜の写真を撮り、ソフトウェアが分析し、結果をプライマリーケアクリニックの医師に送る仕組みだ。

未来の不確さは、放射線科医たち自身にとっても同じことだ。高性能な機械学習ツールが広く普及したら、彼らは職を失ってしまうのだろうか? 米国放射線学会のAI諮問委員会で委員長を務めるジェラルディン・マクギンティによれば、AIの活用が過度に喧伝されるせいで、医学生たちが放射線科を敬遠する懸念があるという。

マクギンティは、テクノロジーを利用して患者を救いたい者こそ放射線科を選ぶべきだと反論する。アルゴリズムは人の能力を強化するものであり、人を無用の長物にするわけではないからだ。「患者のために最も効果的にAIを活用できる分野を専攻したいなら、放射線科が最適なのです」

 

 

いやー、本当にこの分野のニュースの内容は夢がありますね。これからは医療プロセスの大部分をAIが担う時代がやってくるでしょう。医師の仕事ってAIの結果を確認、間違いがないかどうかを判断しそれを多職種に指示を出して治療を開始する、ということになります。医師に求められるのは患者さんや多職種を説得できるコミュニケーション能力、倫理的な価値観などなど、今とは少し違ってくるでしょうね・・・

ただ医師の仕事の本質が対話をベースにした診療であることは変わりないでしょうから、AIでは補いきれない内容も必ずあります。そこの部分で付加価値をだせるかどうかがこれから生き残れる医療者となるかどうかの分かれ道でしょうね。

あと文章の最後にあるように、これから医師になるのであれば放射線科が絶対お勧めですね。自分が今研修医なら本当に放射線科選んでAIやブロックチェーンを基にした診断システムや情報インフラの研究始めるかも・・・現状も少しやりたい気もしますが、何せ臨床も慕ってくれる患者さんもいますし何より楽しい!時間もないので難しいかな・・・

皆さんのご意見はいかがですか?よければ教えてくださいね。

 

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