訪問看護を潰すのは訪問看護事業所自身、となるか・・・~KIBOW社会投資ファンド、日本初の児童精神科訪問看護ステーション「ナンナル」を運営するカケミチプロジェクトに追加出資~
こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です
訪問看護は制度の医療です。どこまでの患者に何を提供していいのか、金額は、頻度は、妥当性は等々、現状は診療報酬制度が枠組みを(おおまかですが)決定しています。
しかしつい10年15年前までは訪問看護は純粋に医療を目的に、非営利団体(医療機関や行政)や小規模な個人事業者が運営していたのですが、最近は営利を求めて株式会社や目が血走っている個人事業者が劇的に増加しつつあります。このまま現状の枠組みで訪問看護は大丈夫なのか、今井は在宅医の1員としてかなり心配しています。以下PRtimesさんから↓
KIBOW社会投資ファンド、日本初の児童精神科訪問看護ステーション「ナンナル」を運営するカケミチプロジェクトに追加出資
当然内容としては社会的な意義だとかは声高に言うでしょうが(あれ?これってかつての〇〇-ストドクターとかと同じじゃん??って思った方は鋭いです(^^♪)、やっていることはホスピス住宅や神経難病系住宅でやっている訪問看護とほぼ同じで
医療保険での訪問看護×費用負担0の制度設計(もしくは極めて僅か)
という極めて筋の良くないやり方かなと考えています。(こういうことがまかり通るから小児も医療費負担0には今井は反対なんですよね。)
小児だからいい?精神だからいい?今井はいずれ心ある常識的な国民は”これってだめじゃない?”って理解すると思います。そうなったときは・・・もう既に遅いかなと考えています。
訪問看護を潰すのは訪問看護事業所・・・悲しいですがこれが将来現実的になるのでしょうね。在宅医療に長く関わっている医療者の方、そして訪問看護師さん自身はこれについてどう考えるでしょうか??よければ考えてみてくださいね。
*ちなみに在宅療養支援診療所も”悪貨が良貨を駆逐する”形で今回の改定で大きく縛りができました。他人のことは在宅医は言えないですが、正直訪問看護にはこうなっては欲しくないなと強く思います。だって本来訪問看護は価値のある医療ですからね・・・
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