ミステリーを解くように、在宅医療の現場で行動する。
こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です
在宅医療の現場は日常的には穏やかな時間の流れの中にあります。しかし、時にはまるで名作ミステリーの難事件を紐解くような、そんな高度な「推論力」と「行動力」を求められる場面に直面することがありますよ。皆さんも、現場で言いようのない違和感を覚えそこから真実に辿り着いたという経験、ありませんか?
1. 認知症患者さんがもたらす「情報の霧」
こうした「謎解き」が必要になるケースの多くは認知症を抱えた患者さんやそのご家族が関わる場面かなと思います。 特に夫婦ともに認知症を患っている「認認介護」の世帯や、独居で生活されているケースでは、周囲から得られる情報に、しばしば「認知症という名のフィルター」がかかっています。
病院であれば、検査データという客観的な指標が道標になります。しかし在宅医療の現場では、介護者の言葉や患者さんの訴えが必ずしも事実を指し示しているとは限らないんですよね。
2. 仮説を立て、スイッチを探す
例えば、ある症状に対して、介護者が「××が原因だと思う」と仰ったとします。 しかし、その言葉をそのまま鵜呑みにするのではなく在宅医療者は一歩引いて観察しなければなりません。
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「この発言は、介護者自身の認知機能の低下による誤認ではないか?」
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「生活環境の中に、本人も気づいていない隠れたストレス源(■■)があるのではないか?」
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「ならば、真の原因は△△である可能性が高い」
などなど・・・現場に散らばる断片的な情報を繋ぎ合わせ、一つの仮説を組み立てます。そして、「どのスイッチを押せば、どのような反応が返ってくるか」を事前にシミュレーションし、慎重に介入、行動を開始していきますよ(^^♪
3. 「名探偵」がもたらす病状の改善
情報の迷宮を抜け、正しいスイッチを見つけ出した瞬間、それまで停滞していた患者さんの病状や生活環境が劇的に改善へと向かうことがあります。 その鮮やかな解決プロセスは、まさに「名探偵コナン」も真っ青な謎解きの世界です!
在宅医療は単なる「病院で行われる医療提供の延長」「継続的な管理」ではありません。限られた情報の中から真実を読み解き、患者さんの人生をより良い方向へと導いていく・・・この知的な試行錯誤とその先にある笑顔こそが、在宅医療の真の醍醐味だと今井は考えています。
皆さんの在宅現場でもこうした「名探偵」的な振る舞いが求められたエピソードありませんか??一筋縄ではいかないからこそ現場は面白い・・・そんな奥深さを噛み締めながら今日も札幌の街を楽しく診療に走り回ってきま~す。
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