公開日:2026年03月17日

担当者会議は患者さん家族の希望を聞く場?事業所の都合を伝える場?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

先日とある患者さんが退院されてきたので自宅で開催された担当者会議に参加してきました。多くの職種が参加されてまぁ普通通りに終わるだろうと思っていたのですが、ちょっと違いました。

今井にとって担当者会議の開催の意義って、あくまで患者さん家族の希望を聞いてそれを叶えるために何をするかを皆で考えるっていうことかと思っていたのですが、どうやらちょっと雲行きが怪しい感じに・・・ケアマネさんが今回調整したのは診療、薬局、ショート、デイ、訪問看護などだったんですが、後者2つは基本的にケアマネさんの関連事業所。

と今回の担当者会議で今井が違和感感じた部分は、患者さんや家族の希望を聞く場とはなっておらず、デイや看護の都合を聞く場となっていたこと。

「浣腸は週1で指示ある時しかできないですがいいですか?こちらの判断でするのは無理です」

「デイでは横になって休むことはできません。もし希望するならリクライニングの車椅子に変えてください」

「食事は○○しか無理です。いいですよね」

等々・・・確かに事業所として守るべきラインがあるのは理解できますが、それでも何のための担当者会議、何のための在宅の事業所っていう疑問が今井は拭いきれませんでした。

単純な解決策はケアマネがデイや看護を関連事業所以外に変更して患者さんや家族の要望にあった事業所に変更することなんでしょうが・・・もう今日の今日から在宅生活スタートなんで言ってもどうしようもないので今井は何も言えませんでしたよ。おそらく今後次回以降の診療で諸々相談していくことになるんでしょう。

 

 

個人的にはこういう患者さんや家族ファーストではない事業所って好きではないです。自分達が何のために、誰のためにいるのか、そこをまずは理解しようぜって声を大にしていいたいですね。

在宅医療は民間の企業の参入がこの10年で劇的に進み、いい部分もありましたが悪い部分、影の部分もそれなりに出来て来ています。両者ともにどっちも現実、真実の姿なので、今井としては目を背けずに直視しながら進んでいきたいと考えています。

 

皆さんの周りではいませんか?患者さんのための事業所ではなく、事業所のための患者さんになっているケース・・・

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2026年版】法人の歩みと「これから描く未来図」について

いまいホームケアクリニックの診療実績はこちらです↓

【2025年】当院の活動を数字で振り返る

在宅クリニック、有床診療所、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所・・・なぜ当法人がそれらを運営しているのかを知りたい方はこちら↓

【2026年版】なぜ私たちは「複合体(クリニック・病院・訪看)」である必要があるのか?

3診療所で随時医師募集しています。内容確認の上是非ご連絡ください↓

【2026年版】在宅医・総合診療医、そして「法人内開業希望医」募集!~医師としてのキャリアと経営マインドを磨く~

看護師、MSW、リハスタッフ、ケアマネさんなど募集中。一同じマインドをもつスタッフと一緒に働きませんか?↓

【2026年版】多職種連携のリアル~看護師・MSW・リハ職が「主役」になれる職場~

アクティブに活動する医療法人でクリニック運営、人事部、広報活動などを情熱をもって一緒にやっていきませんか↓

【2026年版】「医療」を支えるのは医師や看護師だけじゃない!事務長候補・人事・広報などの総合職を本気で募集します!!