公開日:2026年03月14日

これから在宅医療の分野で開業することを考えている先生へのアドバイス【ポスト2026年の在宅医療を取り巻く変化について】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です

先日これから在宅医療の分野に興味がありそこで開業目指したいです!っていう考えをもつ病院勤務医の先生と話をする機会がありました。

年も若くかつての自分をみているようで、是非頑張ってくださいねとはお伝えしましたが、同時に気を付けたほうがいいポイントについても現役開業医の自分からは話させて頂きました。

いくつかあるポイントの中でこれだけは大事だから理解しておいて!って伝えたことが2点あるのですが、それは備忘録も兼ねてここに書いておこうと思います。

ポイント①:ポスト2026という概念をもち開業すること

2026年の改定は在宅医療の分野では大きな大きなターニングポイントとなりました。その長期的な意味はきちんと理解しないと生き残れません。いままでの診療報酬改定とは根本的なレベルから違います。具体的には今後一人在宅開業医というスタイルは時代にマッチしないスタイルだと決定的になりました。(時代にマッチしない=報酬として評価されない、という意味です)

なのでポスト2026年での在宅開業は①それでも一人在宅医というスタイルで事業していくのか②早々に複数医師体制で事業を拡大するのか、ということまで開業時に考えておく必要がある、ということです。

前者ならあくまで固定費は可能な限り安く軽装開業で行くべきですし、後者なら開業後1年後には複数医師体制にもっていく、くらいの気概と計画が必要です。

そこまで事前に考えて開業するべき・・・ポスト2026年は甘くない!!これはきちっと抑えておくべきです。

ポイント②:地域という「面」の中にどう自院を組み込むか、という視点をもつこと

これからの在宅医は、一匹狼では生き残れません。他院との役割分担、連携や関係性の構築、そして地域のICTネットワークへの積極的な参加など、地域全体の中で「自院がどんなピースとして機能するか」をよくよく考えて定義する必要があります。
「自分の患者は自分で守る」という抱え込み型のマインドを捨て、地域全体で患者を支える仕組みの中に、どうリーダーシップを発揮して溶け込むか・・・マインドの持ち方、視点の持ち方をきちんと開業当初から考えておくべきです。

 

 

上記はポスト2026年の在宅医療分野での開業において、経営者としてよくよく考えておかなければとはお伝えさせて頂きました。正直2011年に自分が開業したときは何もそんな難しいこと知らなくても、考えなくてもよかったんですが、これだけ報酬制度が変化し、周囲の在宅医療を取り巻く環境が複雑化している中では単純に”在宅医療やりたいぜ!”っていう気持ちだけでは生き残ることは難しいですよね。

なーんてことを少しだけ話はしましたが、正直話半分で聞いて自分自身で楽しく取り組んでもらえればいいかなと思っていますよ。開業したいってなったら普通はその気持ち、抑えることは難しいですもんね(^^♪

 

たまに開業希望の先生や在宅医療に興味のある先生から連絡もらい食事しながら情報交換はしています。札幌で在宅医療に興味のある先生いましたら気軽にHPにご連絡ください。お待ちしています。

 

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