在宅医療とフラクタル構造~「一瞬」の中に「全体」を見る~
こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です
最近、ふとしたきっかけで「フラクタル(Fractal)」という概念について考えを巡らせていました。
ご存じの方も多いと思いますが、フラクタルとは幾何学の概念で「図形の全体を縮小した形が、その図形の一部と相似になっている構造」のことです。(って知らない人のほうが多いでしょうか(^^♪)
もっと簡単に言えば、「部分の中に全体が含まれている」ということ・・・なんじゃいなって思うかもしれませんが、例えていうなら自然界で言えば、海岸線の形や、樹木の枝分かれ、ブロッコリーの形状なんかがそうですね。
どこまで拡大しても、逆にどこまで縮小してもそこには同じような複雑で美しい構造が現れる・・・最近これって実は在宅医療の現場、そして組織論そのものだな、と強く感じたんですよ。以下その話↓
患者さんとの「5分」に現れるもの
在宅医療者、在宅医や訪問看護師が一人の患者さんと接する時間は、24時間の生活の中のほんのわずかな時間かもしれません。けれどそのたった数分、たった一回の診察、たった一言の言葉選び。 その微細な「部分」に、私たち医療者の「人間性」や「哲学」、そして「クリニック全体の姿勢」がすべて凝縮されていると思いませんか??
もし、あるスタッフが患者さんの家で靴を揃えなかったり、心ない言葉を投げかけたとします。 それは単なる「その人のその時のミス」ではありません。 「細部をおろそかにする組織である」という全体像が、その末端(部分)に現れているに過ぎないんです。
逆に言えば、どんなに忙しい時でも、患者さんの訴えに真摯に耳を傾けるその姿勢には、その医療者が歩んできた人生や、所属する組織が大切にしている理念(全体)が、フラクタル図形のように美しく反映されています。
「神は細部に宿る」と言いますが、在宅医療においては「全体は細部に宿る」のです。
シンプルなルールが複雑さを生む
フラクタルのもう一つの面白い点は、「単純な数式(ルール)の繰り返しが、無限に複雑で豊かな構造を作り出す」っていう点です。
在宅医療の現場は・・・場合によりカオスです(^^♪ 患者さんの病状、家族関係、社会的背景……同じ現場は二つとしてありませんし、マニュアル通りになんていくわけがないですよね。
だからこそ在宅医療者は「核となるシンプルな理念(ルール)」を大切にする必要があります。
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〇患者さんの「生活」「意思」を尊重する。
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〇誰もみていなくてもプロフェッショナルとして行動する。
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〇自分自身が成長し続ける。
このシンプルなコアさえブレなければ、どんなに複雑な困難事例にぶつかっても、自分たちのアウトプット(行動)は、組織として一貫性を持った美しいもの(=質の高い医療)になるはずです。
ってそんなことを在宅医療におけるフラクタルとして考えていましたよ。当法人では、日々の小さな診療や看護、業務の一つ一つに、クリニック全体の理念を乗せて動ける仲間を求めています。 部分を見て全体を感じ、全体を見て部分を大切にできる。そんな感性を持った方、ぜひ一緒に働きませんか??興味がある方は、ぜひ一度見学に来てください。 お待ちしていま~す。
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