公開日:2026年02月01日

同様の診療縮小→休診、閉院の医療機関が今後続出するでしょうね【財政非常事態の碧南市、市民病院の一部診療中止に 緊急対策、公共施設の修繕凍結も】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です

医療機関関連の記事で気になる記事を見かけましたのでシェアします。1月29日の中日新聞さんの記事です。

財政非常事態の碧南市、市民病院の一部診療中止に 緊急対策、公共施設の修繕凍結も

「昨年9月に財政非常事態を宣言した碧南市は緊急行財政対策をまとめ、27日の市議会協議会で報告した。赤字が続く市民病院の一部診療科の停止や公共施設の大規模修繕の凍結などを盛り込んだ。2026年度に28億8900万円の歳出カットを見込む。

 同市は、不測の事態に備えた財政調整基金(財調)が28年度に底をつくとして非常事態を宣言。対策により同年度の基金残高は17億円に踏みとどまるものの、目標としていた20億円には届かない。
 市民病院では26年度に計8億2300万円の歳出削減を図る。精神科と血液内科の診療を停止するほか、小児科の入院診療を停止。産婦人科も2月から新規分娩(ぶんべん)の受け入れを停止し、12月末で完全に停止する。休日と夜間の救急体制も見直し、当直医を2人から1人に削減。総合診療科を新設し、増収にも努める。
 昨年12月の市議会定例会で否決された施設使用料の見直し(1500万円の歳入増)を対策に盛り込んだ一方、3館ある図書館のうち中部分館の閉館は「再検討中」として含んでいない。

「地域医療守れるのか」 碧南市緊急対策、市議側から厳しい意見

 財政非常事態を宣言している碧南市が27日に明らかにした緊急行財政対策。市民病院については精神科や血液内科の診療停止…」

お金がなければ支払いができないのは自明の理なので、今後市や県の財政状況によって一気に診療縮小や休診、閉院となっていく医療機関が続出していくことでしょう。

国は2026年の診療報酬改定で急性期の集約化と中小病院の整理に一機に動き始めました。これは本来ならコロナがなければ2020年、22年24年の改定で行うべきことだったんですが、それができない状況だったので26年、28年、30年改定で多少問題が起きても長期スパンの視点からみてぎりぎりのところまで改革をしていくことにしたことが原因です。もう致し方ないですね。

大事なことは、先が見えている中いつ決断するか、ということ。碧南市のようにぎりぎりまで耐えてどうしようもなくなってから終了とするのか、それとも未来を考えて余力のあるうちに変化させていくのか・・・医療機関経営、特に公的病院は意思決定プロセスに様々な利害関係者が絡みますが、それでも決断力と実行力のある決定が求められていると今井は考えています。

 

この記事を読んで皆さんのご意見はいかがでしょうか?また皆さんの身近な病院はどうでしょうか?よければ教えてくださいね。

 

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