公開日:2026年01月24日

【20代、30代の医療者の方へ】診療報酬改定資料の読み方、活用について。是非参考にしてくださいね~

こんにちは、札幌のかかりつけ医&病棟医&在宅医@今井です

さて、ついに2026年の診療報酬改定の資料が出ましたね。(資料はこちら→ https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001639439.pdf )内容については簡単に前回のブログで在宅医療を中心には書いています。

【在宅医療を中心に】令和8年、2026年の診療報酬改定についての今井の感想、キーポイントはこの二つ!

「うわ、出たよ…また点数覚えるのか…」「読むの面倒くさいな」

正直、現場で忙しく働いている医療食の皆さんならそう思うのが普通だと思います。っていうか診療報酬改定なんか実臨床の自分たちの業務にはなんにも関係ないから興味0、なーんて考えるのも理解できます。今井も勤務医の時には全く、全く読んでませんでした(^^♪(いかに手術うまくなるかだけにフォーカスしていましたから)

この何百ページもある資料なんて見てるだけで眠くなりますよね。

でも、あえて言いましょう!

特に20代、30代のこれからのキャリアを作っていく医療職の方は、この資料は絶対に読んでおくべし

と。

なぜか?それは、これが単なる「点数表」ではなく、皆さんの「市場価値」や「これからの生き残り戦略」に直結する一次資料だからです。

今日は、20代30代の若手の医療者の皆さんに、この難解な資料をどうやって自分のキャリアに活かすか、その「読み方」のコツを超絶簡単に3つに絞ってお話ししますね(^^♪

①内容は読まない。「目次」をざらっと確認するだけでいい

まず、真面目な人ほど「全部理解しよう」として挫折します。ハッキリ言いますが、今の段階で細かい点数なんて覚える必要はありません。

大事なのは「目次」です。 目次(項目)の並び順や、大きな見出し(「〜の推進」「〜の評価」など)をざらっと眺めてください。

厚労省の資料は、国が<重要だと思っている順番>に書かれています。 目次を見るだけで、「ああ、今回はここ(例えばDXや在宅医療の連携など)に力が入ってるんだな」という全体の流れやボリューム感がつかめます。

まずは5分でいいので、スクロールして見出しだけを追ってみてください。それだけで十分です。これを複数回やる、もしくは過去複数回の改定を追って比較していくだけで国が何を目指して医療提供体制を変えてきたのか相当程度理解できます。(過去が理解できればその先が読めるようになります)

②「国の方向性」を理解する

目次を眺めると、国が医療機関に「何を求めているか」が見えてきます。

診療報酬というのは、国からの強烈なメッセージです。 「国がやってほしい医療」には点数がつき(=お金が出る)、「もうやらなくていい、減らしたい医療」からは点数が剥がされます。

例えば、

  • 「地域包括ケア」という言葉が何度も出てくるなら、病院完結型から地域完結型への移行がさらに加速するということ。

  • 「タスク・シェア」が強調されているなら、医師以外の職種の業務範囲が広がるということ。

資料の言葉尻ではなく、その裏にある「国の意図」を感じ取ってください。国が向かっている方向に逆らって泳ぐのは、正直しんどいですし無理無駄が多いですよ。

③キャリア形成に生かす(ここが一番大事!)

20代、30代の皆さんにとって一番重要なのがここです。

国の方向性がわかったら、それを自分のキャリアプランに重ね合わせてみてください。

もしあなたが今、「点数が下げられている分野(国が抑制したい分野)」で専門性を磨こうとしているなら、少し立ち止まって考えた方がいいかもしれません。 逆に、「新設された項目」や「点数が手厚くなった分野」は、これから需要が爆発する領域であり、そこで働ける人材の市場価値は確実に上がります。

  • これからどの分野のスキルを伸ばすべきか?

  • 今の職場は、国の方向性と合致しているか?

  • 10年後も必要とされる医療者でいられるか?

診療報酬改定の資料は、そうした「自分のポジショニング」を確認するための最高のツールなんです。

そして可能なら”今”注目されているところに飛び込むのではなく、次、その次でフォーカスされそうな分野を見定めてキャリア形成に活かすのが重要です。2028年、そして2030年について自分なりに考えておく、非常に重要です。

ちなみに今井は2011年に開業した時から2020年代前半までは在宅優遇が続くだろうなと予測していました。次の予測は・・・


まとめ

まだ若いうちは「目の前の患者さんを救うこと」「スキルアップ」に必死で制度のことなんて二の次になりがちです。その気持ちは痛いほどわかりますし(今井も実際そうでした)、素晴らしいことです。

でも、「制度を知る」ことは「自分の身を守る」こと、ひいては「自分が提供したい医療を持続可能にする」ことに繋がります。

せっかくの機会、食わず嫌いせずに、まずはスマホでパラパラと目次だけでも見てみてください。 そこから感じる「違和感」や「気づき」が、きっとあなたの将来のなんらかの助けになるはずですよ!!(^^♪

是非是非上記を参考に読むのを楽しんでみてくださいね~!!

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