公開日:2025年09月21日

マクロの視点での病院再編は可能なのか?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

この数日の病院経営関連の記事についてちょっとだけ確認してみました。以下目についたもの適当に順不同で↓

島根 安来市長 市立病院と民間病院の経営統合目指す方針示す

日南町 老朽化の町立病院 建て替え基本計画の策定時期を延期

赤字の国立大病院が増加 物価高や医師の働き方改革、苦悩する現場

診療所の4割赤字、医師会長「地域医療継続できなくなる恐れ」…診療報酬引き上げや経営支援を要望

救命最優先 採算度外視で器具準備「収支より命」 経営赤字の救急病院

厳しい状況っていうのがよくわかる記事ばかり・・・その中でも今井が特に印象に残ったのがm3さんのこの記事でした。

 

江別市立病院さんの運営やそこでの経営改善についての記事・・・確かに江別かつ2025年というというミクロの視点で考えるならば上記の記事の内容は悪くないなと思うのですが、江別以外の近隣の医療提供体制や2030年、40年の人口減少や高齢化率まで考えた時(かつ社会保障制度の行末)に、上記のような方針は本当に正しいのでしょうか?

正直な話江別の人口の高齢化や医療ニーズを考えると、新さっぽろ地区の医療とどう提携していくのか、江別の地元で持続可能な範囲での医療とはなんぞや?というマクロの視点がなければ、結局はその場しのぎとなってしまい5年10年と継続していかない医療とならざるを得ないのではないかと感じましたが・・・

 

病院運営や病院の再編って本当にこれからの社会保障制度において死活的に重要なマターです。どこの病院を残しどこを潰すのか、またどの機能を残しどの機能は諦めるのか、こういうグランドデザインってやっぱり今井は国なり都道府県なりがある程度ビジョンをもって決めるべきではないかと考えますが皆さんはいかがでしょうか?

個別の病院の考えだけで動いて、地域全体で無駄のない有機的な医療提供ができるようになると思いますか??

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2025年版】これまでの法人の歩みについて、そしてこれから目指している未来について

直近のいまいホームケアクリニックの診療実績について知りたい方はこちら↓

【2025年上半期】当院の活動を数字で振り返る

法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓

【2025年版】当法人が取り組む在宅医療とかかりつけ医としての外来医療、そして入院医療について

在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓

【2025年版】在宅医療機関が有床診療所/病院を運営する意義とは?

同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓

【2025年度版】訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所を自前で持つ意味は?

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