公開日:2025年08月28日

中医協総会資料から2026年診療報酬改定を予測する~病院/診療所の診療報酬について~

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

 

8月27日に第615回中医協総会が開催されましたが、そこで次回2026年、令和8年の診療報酬改定にむけて気になる議論がいくつかなされています。在宅医療の項目もあるので後日それもお伝えしたいと思いますが、今回は病院を取り巻く状況についての資料が結構面白かったのでシェアしたいと思います。以下その資料です。興味ある方は一読どうぞ↓

医療機関等を取り巻く状況について

数枚スライド抜粋しコメントつけます。

病院はどこも医業利益ではマイナスとなっている・・・

材料費と給与費で70%を超えている。(これは異常事態では・・・)

病床規模に関わらず赤字がほとんど・・・

都市部も地方も、地域に限らず赤字となっている

現預金の余裕が3か月分しかない!!!

過去1年で圧倒的にファクタリングの利用が進んでいる(→病院の資金繰りが悪化している)

当然だがキャッシュフローの改善が病院では必須。

ということで今井が次回の改定で予測するのは

①医療機関の消費税問題は俎上に上がるだろう

②診療所と病院では明確に報酬が異なってくるだろう(これはほぼ間違いなくそうなるハズ)

③一般急性期の病院へのテコ入れはされるだろうが、ベースアップ評価料がさらに増額という形になるかも知れない

でしょうかね。今後秋から冬にかけてさらに議論が深まっていくでしょうから上記資料を読みつつ継続して定点観測していきたいと思います。事前の準備があればどんな改定きても対応できますからね(^^♪

医療関係者の皆さんも是非是非中医協での議論は気にかけてくださいね~

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

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