公開日:2025年08月27日

薬を減らしたいなら、まずは複数の医療機関受診を辞めてみてはどうですか?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

先日外来で初診で感染外来に受診された患者さんを診察させてもらったんですが、諸々話を聞いているとその他の悩みというか困っていることとして

「飲んでいる薬が多すぎて何がどう効いているのか、そもそも必要があるのかないのかもわからないんですよね?どうしたらいいでしょう?」

って相談がありました。

 

かかりつけの薬剤師さんには相談されていますか?と聞いたところ、相談している、けれど「仕方ないですね、どれも必要ですよ」っていう返答のみとのこと。まぁ薬手帳見させて頂きましたが、確かに4か所の医療機関の専門医、どの医師も意図をもって処方しているんだろうなっていうのが垣間見える服薬内容でした。

自分からこの相談への返答としては

「まずは4か所かかっている医療機関をできるだけ減らすことを考えてみてはどうですか?」

とお伝えしましたよ。Drは基本的には他のクリニックから処方されている薬については、思うところがあったとしても基本的には意見をいいませんし介入しません。(できません)当然ですよね?横から口出すなんてプロをプロとして尊重していたら絶対しない行為です。

 

一番ベストなのは「一か所のかかりつけ医にまとめること」だと思います。これができない場合は少なくとも2か所だけにするとか・・・とにかく受診する医療機関が少なければ少ない程薬の数は絶対少なくなります。

専門診療の価値は否定はしませんが、トータルで患者さんを診た場合、高齢者になればなるほど一か所である程度総合診療を提供できるかかりつけ医っていうのは価値があるんじゃないか、そう考えて当院はコツコツと診療していますよ。

 

薬を減らしたいと思うなら、まずはかかりつけ医を探してみて下さい!(^^)!きっと少しでも負担が減ると思いますよ。

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2025年版】これまでの法人の歩みについて、そしてこれから目指している未来について

直近のいまいホームケアクリニックの診療実績について知りたい方はこちら↓

【2025年上半期】当院の活動を数字で振り返る

法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓

【2025年版】当法人が取り組む在宅医療とかかりつけ医としての外来医療、そして入院医療について

在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓

【2025年版】在宅医療機関が有床診療所/病院を運営する意義とは?

同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓

【2025年度版】訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所を自前で持つ意味は?

在宅医募集しています。是非確認の上ご連絡ください↓

【2025年度版】在宅医療や総合診療に興味のある医師を募集しています。

外来や病棟看護師、訪問看護師を募集しています。是非チェックを!↓

【2025年度版】訪問看護、地域密着型の医療に興味のある看護師を募集しています。

医療事務さん募集しています。一緒にチームの一員として働きませんか?

【2025年度版】医療事務を募集しています。

MSW、ケアマネさんも募集中です。是非見学にきてください↓

【2025年度版】MSW、ケアマネージャーを募集しています。

リハセラピストさんも募集しています。是非ご連絡を!↓

【2025年度版】訪問リハビリのセラピストさん1名募集しています。

病院経営や事務長職に興味ある人募集しています。経営一緒にしませんか?↓

【2025年度版】法人運営職員、事務長候補を募集しています。

人事担当、SEさん募集しています。これから組織を大きく、価値のあるものにする手伝い、してくれませんか?

【2025年度版】人事担当者、SE、広報担当者を募集しています。