また、明日きますね
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。
在宅医療や在宅での緩和ケアを初めて少し経った頃から、患者さんの残された日数がだいぶ予測できるようになってきました。数か月単位のものはかなり難しいですが週単位、日単位になった場合は家族の方に
「今週末を超えるか超えないかくらいでしょう」
「明後日の遠方のご家族との面談はだいぶ厳しいかもしれません。明日なら間に合うと思うので明日午前には来るように伝えてください」
「多分明日の同じ時刻にはお別れしていると思います」
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家族の方には上記のようなことを話するのですが、対患者さんになると迷う点がありました。それは訪問の最後に何を伝えるか、です。
時間が短いことを伝えるのか、これまでの彼の人生のことを振りかえるような言葉をかけるのか、それとも当たり障りのないことを話するのか・・・色々悩みましたが最終的には今井は訪問の最後は患者さんの目を見て握手して
「また、明日きますね」
って話すのがルーティンとなりました。
それがいいのか悪いのかは正直今でもまだわかりません。ただ多くの患者さんが話すことができる方は「先生楽しみに待っているよ」と言ってくれますし、話ができない患者さんもアイコンタクトで「待ってるよ」と伝えてくれることがほとんどでした。
もしかしたら明日会えないかも知れない、最後の別れかもしれない、その時にどんな言葉をかけるべきか・・・難しい問題ですね。
皆さんは逆の立場なら訪問にきた医療者からどんな言葉を最後にかけてもらいたいですか?よければ考えてみてください。そしてよかったらご自身の考えを教えてくださいね。
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