資料提供:高額療養費制度を巡る政策のあり方 ―必要な医療へのアクセス確保と非効率な医療の抑制の両立に向けてー
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
日本総研さんから高額療養費に関して気になる資料が公開されていましたのでシェアします。ちょっとだけ最近注目されなくなってきていますが、今井は継続して議論がどうなるかかなり気になって定点観測は続けていますよ。
7月31日の資料です。以下どうぞ↓
高額療養費制度を巡る政策のあり方 ―必要な医療へのアクセス確保と非効率な医療の抑制の両立に向けてー
PDFはこちらです。
要旨の結論の部分は皆さんに抑えておいて欲しいので抜粋します↓
「第 1 に、非効率な医療を抑制するための医療保険制度そのものの改革である。具体的には、保険給付対象とする薬の限定、費用対効果を重視した診療ガイドラインの整備、および、それを遵守させるための病院や診療所へのモニタリングや診療報酬上の評価などである。
第 2 に、高額療養費制度において年齢や入院・外来の別による自己負担限度額の差を撤廃する。
第 3 に、高額療養費制度における医療費と自己負担限度額の計算基準を月単位から年単位に変更する。その際、患者にコストを節約するインセンティブを持たせる観点から、年間の医療費が増えると必ず自己負担が増える体系とする。」
1,2は妥当性がありますが3の提案がどの程度のものになるかですよね・・・結局普段高額の社会保障費を給与から天引きされていても、必要な時に使えない、となったら誰が喜んで支払いをするでしょうか??
今井は上記以外にも大きく社会保障の無駄には切り込むべき、というかそれを最初にしてから高額療養費制度の大きな改革をすべきと今でも考えていますが、皆さんのご意見はいかがでしょうか?自分達の問題ですので一人一人考えてみてくださいね(^^♪
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