公開日:2025年08月01日

在宅医178名に聞いた、在宅医療の不安な点とやりがいとは??

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

PRタイムズさんから気になるニュースが公開されていたのでシェアします。興味ある方は是非一読どうぞ↓

在宅医療の“やりがい”と“不安”を解明|在宅医178名の声から見えたキャリアと課題とは?

気になった文章は

「・・・在宅医療へ携わる前に感じた不安としては、「診療スキルへの不安」(42.7%)が最多で、次いで「患者や家族への対応への不安」(34.8%)が続きました。医療機器が限られた環境での判断や、患者家族との密なコミュニケーションは、経験豊富な医師にとっても難易度が高いと感じられており、在宅医療の担い手が増える上での大きな課題となっています。・・・

在宅医療において、若手医師は限られた医療資源の中で判断を求められる状況に戸惑いや不安を感じています。加えて、経験豊富な医師でさえ患者・家族とのコミュニケーションに難しさを感じており、これが在宅医療への参入をためらう一因となっていると言えるでしょう。

この課題の解決には、経験豊富な医師が若手を指導する実践的な教育が不可欠です。しかし、多くの医師が十分な研修を受けずに現場に出ているのが実情で、教育体制の未整備が深刻な課題として浮かび上がっています。

若手医師からは、先輩医師による「同行指導(OJT)」、緊急時や家族対応を学ぶ「ロールプレイ研修」、そして看護師やケアマネジャーと連携する「多職種合同研修」など、現場に即した体験型教育を求める声が強く上がっています。eラーニングといった柔軟な学習形態への期待も高く、多様なニーズに応える教育プログラムの整備が急務となっています。

若手医師が安心して在宅医療の現場に参入できるようにするためには、多様なニーズに対応した教育プログラムの開発と制度化が必要です。単に研修機会を設けるだけでなく、「経験に基づいた教育」「双方向性の学び」「多職種連携に通じた実践的内容」が強く求められています。

 

ということである程度の若手の方が在宅医療に飛び込む時には

「きちんとした在宅医療の経験のある医療機関で」

「相談や教育体制が整っており」

「多職種が在籍している」

という医療機関が望ましいと思われるのが示唆されていますね。(あれ?もしかしてこれってうちのこと??(^^♪なーんて。)

 

改めてそれらを意識して対応していかねば・・・・それにしてもやっぱりどの年代の医師も患者さん家族とのコミュニケーションについては難しいと感じるんですね。確かに専門特化の医療メインの病院医療と、人生を背景とした患者さん本位の在宅医療って医療者の立ち位置が全く違いますから、それは十分に理解できますね。

 

皆さんは上記の記事を読んで何を感じましたか?よければ教えてくださいね!(^^)!

 

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