札幌に本州資本の在宅クリニックが続々と新規参入・・・これから在宅の分野での開業を考えている医師に伝えたいこと
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
この1年程度札幌市内の在宅療養支援診療所の開業の状況をチェックしていますし、今後開設するクリニックさんについても気にして確認はしていますが、印象としては
「今後は本州資本の在宅クリニックさんが続々と札幌に新規参入するトレンドに突入したな」
っていうのが正直な今井の感想です。
当法人にとっては今まで積み上げてきた実績と医療の質があるのであんまり気にはしていないですが、それでも2025年はプレイヤーが格段に増えるフェーズに入ったと認識すべき年かなと。
正直この流れは今後数年継続するでしょう。関東の一部の都市から比べると札幌はまだまだ在宅医療クリニックは飽和していませんからね。競争が楽、そう認識されているんでしょう。
今井としてはこのようなトレンドが継続すると
①在宅医療の質のばらつきが顕著にある
②在宅医療(診療も看護も)の過剰診療の社会問題化
③志のある新規開業Drの減少
が気にはなります。特に③に関しては・・・10年前の状況とは全く違って、今井のように右も左もわからないで開業してコツコツ実績積み上げていく、っていうことはもう今の時代ではできないでしょう。
さてそんな時代だからこそ、これから時代で在宅の分野での開業を考える医師に伝えたいことは以下になります。
1:施設ばかり見るところではなく。きちんと居宅を診療するクリニックで在宅医療の研修を2,3年はすること
2:その間に運営についての知識もゲットすること
3:ニッチな分野がどこなのか、常に考え続けそこで勝負すること
1,2については言わなくてもなんとなくわかるでしょう。3については・・・正直今井のようなある程度の中規模在宅クリニックさんや本州資本の在宅クリニックさんがいる状況では、中々通常の在宅医療や在宅緩和ケアをやっても”色”を出すことが難しいです。
そういうメジャーなところで勝負するのではなく、在宅医療の中でもシェアを飛びぬけて大きくとれるようなニッチな分野、自分が持てるかどうかを考えることが重要かなと思いますよ。
例えばですが在宅医療×腹膜透析、とかでもいいですし、在宅医療×心不全緩和ケア、在宅医療×輸血とかでもOKですし、はたまた在宅医療×整形外科、とかでもいいかなと。何かしら自分のキャリアを踏まえた上で、普通の在宅医療は普通にこなしつつ、特定の分野では札幌でこの人!っていう存在にならないと今の時代は開業は中々難しいのかなと今井は考えていますよ。(正直ただ開業するだけなら誰でもできます。開業してうまくいくためのことを言っていますので(^^♪)
ということで当法人では開業前提でもいいので在宅医療を学びたいという医師を継続して募集しています。在宅医療や在宅緩和ケアを学び、かつ運営についても今井から話を聞き、そして同時に自分の強みとなるニッチな部分を探していくこと、支援しますよ!興味ある医師の方はまずは見学から!お待ちしています。
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