これからは地域により受けられる医療の差が出てくるのが当たり前に・・・<【経営難】離島の医療は…佐渡総合病院が“放射線治療”終了へ JA新潟厚生連“経営難”で苦渋の決断「続ける道模索したが…」>
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
ヤフーニュースさんで気になる記事を見つけましたのでシェアします。7月13日に記事です。
【経営難】離島の医療は…佐渡総合病院が“放射線治療”終了へ JA新潟厚生連“経営難”で苦渋の決断「続ける道模索したが…」
「経営難に陥っているJA新潟厚生連が運営する佐渡総合病院が、がん患者などに行う放射線治療を25年度限りで終了することが分かった。現在、行っている治療については、遂行するとしている。 【関連】過去最大46億円の赤字に揺れる新潟県立病院…県は規模見直し図るも地域は“維持”要望
放射線治療受けられる島内唯一病院「続ける道模索も…」
佐渡総合病院は、放射線治療を受けられる島内唯一の病院だ。 「安心してがん治療を受けてもらいたい」と2012年に放射線治療の機器を導入。病院によると、当初から維持費などがかさみ、赤字が続いていたという。 24年度には101人が治療を受けたが、機器のメンテナンスや人件費などで2000万円以上の赤字に。また、耐用年数を超えた機器の更新には、5億〜6億円が見込まれ、費用の捻出は困難となった。 佐渡総合病院の佐藤賢治病院長は「それなりの数の患者がいらっしゃる。この病院を建てたとき、鳴り物入りでつくった機能だから、それを切るのは当然忍びなくて、数年越しで佐渡市などと続ける道を模索していた」と説明する。
26年度以降は島外の医療機関へ
放射線治療は25年度末で終了し、新規の患者の受け入れは7月末で停止。26年度以降、治療を希望する人は島外の医療機関に通院することになる。 佐藤病院長は「今、放射線治療をしている患者さんについてはご安心を。途中で新潟に行けという話にはならない。これから放射線治療が必要な患者がもし発生したら、それは新潟市内の病院にすでにお願いしてあるので、受け入れについては恐らく問題ないかなと思う」と話す。 JA新潟厚生連が経営難にある中で下された放射線治療の終了という苦渋の決断。佐渡市は、島外に通院する患者への交通費などの経済的支援を検討している。」
まぁ採算がとれない治療に関してはそうなりますよね・・・同様にこれからは地方での専門医の医療に関してもかなり制限はかかってくるでしょう。地方の人口、つまり患者数が減少するのが想定以上のスピードで進んでいる現状では、10年後とは言わず数年後には総合診療の診療+専門医の診療はオンラインで、というのがベースになっていくのが目に見えていますよね・・・
住む地域で受けられる医療に差が出てくる・・・この事実は是非皆さんに未来の当たり前の事実として理解しておいてほしいなと思いますよ。
皆さんの地域、医療の体制はどうなっていますか??
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