在宅緩和ケアにおいて薬の使い方は生活状況や家族背景によって変えています
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。
在宅での癌もしくは非癌の緩和ケア、終末期の患者さんに対しての治療ですが、在宅医や訪問看護師はこれから先の病状変化と現在の生活状況、患者さんの心情などをトータルで考えながら行うようにしています。
同じ痛みの状況であっても、今後どうなるのか、家族やケアしてくれる人がいるかどうか、独居なのかによって目標とすべき投薬治療の域が変わってきますし、その人自身が痛みに対してどう考えるか、薬の使い方がきちんとできるかどうかによっても、強めに薬を効かせるのかそれとも最低限の薬の使用量にするかは考えて対応しています。
当院と本当にたまに組む訪問看護師さんであったり、在宅緩和ケアに慣れていない看護師さんであれば、そこら辺の塩梅がどうしても理解していなくて「なんでこの薬の使い方なんですか?」って聞かれることたまにありますが、そこは諸々考えた上での調整なんで一言で言うのはちょっと無理があるんですよね!(^^)!でもできる限りお伝えするようにはしていますよ。
個々の患者さんが最適な治療、緩和ケアを受けるためには、生活状況など色々な条件まで加味した上で投薬調整してくれる医師が必要だと思っています。それってでも病院の医師には中々難しい業務かもしれませんね。自宅での生活を聞き取り、想像しながら医療するってかなりレベル高い行為ですから・・・
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