当院が年中無休で外来診療を行う3つの理由
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
もう少ししたらお盆ですが、その時期でも通常通り外来診療は年中無休で行っています。生活習慣病で定期通院されている方、外傷の患者さん、帯状疱疹の患者さん・・・初診でも、かかりつけとして当院受診してくれている患者さんでも誰でも診療していますので困っていたらまずは受診してください。(発熱外来は人数制限あり&事前予約必須ですのでご理解ください)
さて当院は2017年から外来診療を本格的に開始しましたが、当初より年中無休ですることは重要視していました。今でも「なぜ年中無休で診療するんですか?」って聞かれるのでその理由を3つ、再度書いておきたいと思います!(^^)!
①かかりつけ医の制度化が始まるから
2017年頃からかかりつけ医の登録制、制度化がいつか必ず始まると考えていました。そうしないと社会保障制度が維持できない&そのほうが高齢化社会に適した医療提供体制であることを確信していたからです。(実際2025年4月から制度はスタートしていますが、皆さんご存じですか?知らないですよね・・・)
そうなった時にどのような医療機関が患者さんに”かかりつけ医”として選択されるのか・・・自分ならかかりつけ医にはプライマリーケアをしてもらいたいですし、できれば土日も何かあった時に受診できるような体制であれば尚安心できるハズと考えました→よって年中無休の体制としていますよ。また同様の理由で1か所である程度医療をカバーできるようにするために皮膚科や小児科の先生にもきてもらっています!(^^)!
②在宅医療を受けたくても受けられない患者さんの受け皿に!
在宅医療は外来診療と入院医療の中間の医療です。当然外来医療より医療費が高く(入院よりは安いですが)、今後医療費の負担が2割、3割負担が当たり前になると在宅医療を受けたくても金銭的な問題で受けられない患者さんが一定数発生すると2015年くらいから予測していました。
それらの患者さん誰がみるのか・・・・そうだ!在宅医療の経験豊富な自分達が外来でも(在宅ほど十分ではないかもしれないけれど)ある程度在宅医療に近い医療を提供してあげることで、そんな患者さんや家族をフォローすることが可能だよな。
それをするために、ある程度在宅に近い状況で診療していくなら24時間体制での診療は無理でもせめて年中無休の体制では診てあげたいと考え、休みのない外来診療の体制構築をすることになりました!
③医療の原点だから
医師は患者さんのために存在する、シンプルですがそれが医療の原点にして最も大事にすべき価値観だと考えています。本来は徳〇会みたいに24時間診療するのがベストなんでしょうが、正直今の診療所、組織、診療報酬ではそれは難しいですね。
現実的に原点に近い形で自分達ができることを・・・と考えた時に、年中無休の外来診療ならチームを組めば何とかなるかなと思いましたよ。
どうでしょうか。当院はこんな理由から宮の森で年中無休で外来診療行っていますよ!!かかりつけ医を探している小児~高齢者の方、予防接種から通常医療、往診や緩和ケアにも取り組んでいますので気軽に受診してくださいね!(^^)!
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