在宅での看取りは次の医療の始まり・・・診療が地域で循環していく

こんにちは、札幌のかかりつけ医＆在宅医＆病棟医＠今井です。

とある日、１日の終わりにその日の自分の外来患者さんの名簿を振り返ってみる機会がありました。外来やっている最中は忙しくて感じる暇もありませんでしたが、余裕ができた時にみてみると、その日の通ってきている患者さんの半分近くが看取った患者さんの家族や知り合い、もしくは在宅看取りした患者さんからの紹介者であることに気が付きました。

在宅看取りは患者さんや家族、またかかわっている医療者にとっても一つのゴールでしょう。ただそのゴールを達成した後も、次の新たな医療が始まる瞬間でもあるかもしれません。診療が在宅看取りを通して”地域で循環していく”ような感覚・・・・当院の診療が地域に必要とされているようでとても好ましく感じます。

今月もすでに何人かの患者さんをお看取りしお別れをしました。この看取りは上記のように次の患者さんの出会いとつながっていくことでしょう。目の前の患者さんをコツコツ診させてもらいながら、末永く地域に貢献していきたいと考えています。

現在当法人は３診療所にて、札幌の中央区、西区、南区及び北区手稲区の一部で在宅医療、在宅緩和ケアを提供しています。診療を希望する患者さんや家族の方いましたら気軽にご連絡いただければと思います。連絡お待ちしています。

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