補助金を出すか、クリニックと病院の診療報酬に差をつけるのか・・・【どうなる地方の病院…25年度末にも資金枯渇?新潟県立病院が過去最大46億円の赤字 医療再編避けられない状況に「地域住民には理解を」】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
病院経営に関しての記事で気になる記事を見つけたので紹介します。6月8日のヤフーさんの記事です
どうなる地方の病院…25年度末にも資金枯渇?新潟県立病院が過去最大46億円の赤字 医療再編避けられない状況に「地域住民には理解を」
「・・・25年度に26億円の収支改善を達成しない限り、運転資金にあたる内部留保資金が年度末に枯渇する見通しだ。 金井局長は「26億円の収支改善は相当な高い目標。実際に内部留保資金がなくなったらどうなるのか他県の状況も調べている。例えば時間外手当の支給を止めたとか、患者に迷惑がかかる中で夏場の冷房を止めたとか」と苦しい現状を語る。・・・」
正直もうここまでくると立て直しは無理でしょう。時間外手当や冷房止めたりしてどうこうなるレベルじゃないですよね。
早々に補助金を病院に出すのか(多分病院を減らしたい国としてはこの策は採用しないでしょう)、次回2026年の診療報酬改定で病院と診療所の点数に差をつけるのか、そのくらいしかもう病院医療を救う道はないですよね。
具体的には今井は次回改定で病院は1点=10.5円、診療所1点=9.5円、くらいの点数改正はあり得るんじゃないかな予測しています。そうなったら自分達はどうするべきか・・・その対応も考えてはいますが法人内で結構大きな変更が必要になるでしょうね。(こういう時のための有床診療所でもあります)
依然のブログでも書いたような気がしますが2025年は医療にとって地殻変動の年。何がおきても不思議ではないので、こまめに色々な情報に注視していきたいと考えています。
皆さんのお住まいの地域の病院、大丈夫ですか?
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