公開日:2025年06月10日

患者さん不在の在宅クリニック運営・・・クリニックは誰のために存在する?

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

先日こんなブログを書きました。

continuityこそが医療の本質・・・

医療は継続してナンボ、瞬間風速がいくら凄くても継続しない医療ならそれは医療とは呼べない、そう今井は考えていました。

さてとある市内のクリニックさんにて医師、医療職の大量離職がある(かも)という噂を耳にしました。正直かなり無理してDrに診療させているのは傍目にみても明らか・・・絶対に継続しないだろうな、何かあった時に今診ている患者さんは放り出すのかな、どうするんだろう?と他人の事業所ながら患者さんのことが心配していました。

今回おそらくほぼ全てのDrが一斉に退職すれば、今その診療所が診ている患者さんが宙ぶらりんになるでしょう。慢性期の患者さんでまぁ100歩譲っていいかもしれませんが、看取りが近い患者さんなどへの対応はどうするんでしょう?いまこのタイミングで変更??って嘆き悲しむ患者さん家族、絶対にいるでしょうね・・・

事業拡大のためにとにかく診療させる=それって患者さんのことを本当に考えている事業所運営なんでしょうか?(まぁ個人的には高い給与もらっていても、嫌になったら患者さんのこと無視していきなり辞めるっていう医師もどうかと思いますが・・・)数百人の患者さんとその家族の人生背負っているっていう自覚、ありますかね??

 

患者さん不在の在宅クリニック運営・・・クリニックは誰のために存在する??皆さんはどう思いますか?

 

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