公開日:2025年02月27日

地域の病院、特に公的医療を担う機関は限界に・・・【「このままでは患者の命も守れない状況になる」 “国立病院機構”で働く看護師らが賃上げを求め、全国一斉ストライキを計画】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

医療機関の問題で気になる記事を見つけました。2月26日の弁護士JPニュースの記事です↓

「このままでは患者の命も守れない状況になる」 “国立病院機構”で働く看護師らが賃上げを求め、全国一斉ストライキを計画

公的な医療を担う国立病院機構のスタッフの給与が上げられないとのこと・・・確かに担う役割は大きいのは確かですが、売り上げ、利益について問われるとどう考えても現在の診療報酬では構造的に絶対に黒にはならないですからね。

この状況が続けば絶対に医療職、特に看護師さんは就職しないだろうし(新人さんは看護学校からの就職縛りあるのでするでしょうが)退職、離散してしまいますよね。

 

医療は大きく変わることを求められています。いや、医療というよりは”医療システム”でしょうか・・・昭和~平成のシステムをツギハギしながら対応していくのはもう限界です。シュリンクする局面はシュリンクを想定したシステムで、そう考えているのは自分だけではないハズです。

皆さんのご意見は如何ですか?

 

この状況、抜本的改革なく小手先の対応だけで医療費4兆円削減、どうやったらできるんでしょうね?

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