ホスピス住宅も難病住宅も、経営者はもちろんですが現場のスタッフにも責任はあるのでは??【東証プライム企業の老人ホームで不正28億円「現場に責任押しつけ」スタッフ怒りの声 社長が単独インタビューに答えた】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です
PDハウスを巡っての不正、不適切な訪問看護が大きくフォーカスされていますね。2月24日ヤフーの記事↓
東証プライム企業の老人ホームで不正28億円「現場に責任押しつけ」スタッフ怒りの声 社長が単独インタビューに答えた
最近はやりのホスピス住宅でも同様の訪問看護の手口がとられているでしょうし、やはりこれだけ不適切な訪問看護が常態化していた責任は企業も経営者もこれから厳しく問われるべきでしょう。個人的には社会保障制度に対して大きく逸脱した行為をしていたと思われるため、金銭的な罰はもちろんですが行政や刑事でもその違法性の有無はきちんと確認されるべきはないかと考えています。
ただ国も敢えて今まで野放しにしていた罪は問われるべきでしょうね。現場では異常だなってもう10年以上前からわかっていましたから・・・・
さて記事では「現場スタッフに責任を全て押し付けるな!」って書いています。確かに経営者の責任は大きいでしょうが、現場のスタッフには責任はないのでしょうか?
今井は(厳しいかもしれませんが)
現場のスタッフにも大なり小なり責任はある
と考えていますよ。
記事から引用すると
「「法令違反にならないように訪問看護の報酬を取るため『とにかく30分、入居者の部屋にいろ』と言われます。入居者が眠っている場合、看護師がほぼ何もせず、黙って30分いるだけということもある」」
って看護師が言っていますが、これが訪問看護であるハズがないことは勤務している看護師なら理解できるはずです。ホスピス住宅で現在働いている看護師もそうです。これって本当に看護って言えるの?って。
プロとしてはあり得ないと思いながら高給のために不都合な真実からは目を背けている・・・その怠惰な姿勢には責任が問われるべきではないかと皆さんも思いませんか?
医療職の真の顧客は企業ではなく患者さんとその家族です。その姿勢を忘れた現場スタッフの責任は一定の割合で存在するのではないでしょうか。
という訳で看護師の皆さん、働く場所の選択は努々間違わないでくださいね。訪問看護事業所は千差万別、いろんな事業所が存在します。お金はもちろん大事ですが、それ以上にプロとして大事なことがある、医療職としての矜持は持って働いてもらいたいと1在宅医は考えていますよ!(^^)!。
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