公開日:2025年02月24日

保険料を負担している現役世代に受診抑制を求めるのですか??【高額療養費見直しで1950億の医療費削減 受診控え見込む 政府】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

 

高額療養費制度の改悪、本当に皆さんこのまま法案通していいと思いますか?以下2月21日ヤフーニュースより

高額療養費見直しで1950億の医療費削減 受診控え見込む 政府

「高額療養費制度の上限引き上げをめぐり、政府は患者の自己負担増加に伴う受診控えによりおよそ1950億円の医療費削減が見込まれると発表しました。 長妻元厚労大臣 「今回『多数回該当』っていうのは上げないということになりましたが それを除く 長瀬効果っていうのはいくらとなりますか」 福岡厚生労働大臣 「あくまでも過去のデータに基づいて機械的に試算した修正案における長瀬効果の見込み額といたしましては段階的な見直しが終了した時点で約1950億円と見込んでございます」 「長瀬効果」とは、患者の自己負担が増加すると受診控えが起きて医療費が削減される効果のことです。 高額療養費制度をめぐり、政府は患者の自己負担額を増やす方針を示していましたが、患者団体の反対などを受け長期に治療を受ける「多数回該当」の患者については負担増を取りやめる修正を示しています。」

これだけ高額の社会保障費用を毎月の給与から負担しているのに、病気になったら受診を最小限にしなければいけない&治療薬も満足に選択できなくなる??

医療に関して世代間でこれだけ不公平な制度を公認していいのでしょうか?現役世代の受診抑制を進めるより、もっと根本的に見直すべき部分があるのではないでしょうか?

 

この法案が通ったら「重病になったら一発でアウト。すなわち医療を受けて自己破産して生活保護になるor治療を受けないで病気に苦しむ」という選択しか持てない世界がすぐそこに見えてきます。

金銭が問題で効果があるが高額な治療が受けられない、長いスパンの治療ができなくなるということが現役世代に受け入れられるとは到底思えません。自民党本当に真面目に国政しているんでしょうか??(っていうか本当にやるなら国家公務院の共済も廃止しなければだめだと思いますが。国民は痛むけれど公務員は無事なんてまかり通らないですよね・・・)

 

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