公開日:2025年02月22日

在宅で看取るということはどういうことか

こんにちは札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

先日当院で訪問診療している患者さんの在宅看取りがありました。本人にとってももちろんですが、配偶者の旦那さんにとっても、入院されて病院で配偶者を看取るよりご自宅に連れ帰って一緒に最後の時間を過ごした時間、その上での在宅看取り、絶対に意味と意義があったと思います。

 

・・まだたまーにですが「最後は別に入院でもいいのでは?」「在宅看取りっていうけど何がいいの?」って聞かれますが、個人的には在宅で看取るということは以下のことを実現できる過程があるからこそいいもの、大事なんだなと思っています。

〇在宅看取りとは、自分の住み慣れた空間で穏やかに過ごすことができる

〇在宅看取りとは、自分の家族と長い時間を過ごすことができる

〇在宅看取りとは、好きな時に寝て起きて、好きな時に好きなことをできる

〇在宅看取りとは、人生が病気のためだけではなく生活もあるということを認識して過ごすことができる

〇在宅看取りとは、その人のためだけのオーダーメイド医療やケアを、顔なじみの医療スタッフから受けることができる

〇在宅看取りとは、好きなものを食べることができるしお酒やタバコも吸うことができる

〇在宅看取りとは、遺された家族にも十分な時間と経験を与えることができる

〇在宅看取りとは、1000人の人がいたら1000通りのやり方がある、その人らしさを尊重して医療やケアを組み立てることができる

 

病院よりいいって思いませんか??!(^^)!

 

病院ではどうしたって上記のようなことは難しいと思います。最後の自分が死ぬ場所、家族を看取る場所がどこがいいのか、現在は自分達で選択できる時代です。在宅で最後まで過ごすということ、家族を看取るということは決して特別ではなくて、その人本位の医療を受ける、生を尊重することだと今井は考えていますよ。

 

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