患者さんは在宅医や訪問看護師の何に価値を見出すのか?
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です
日本の保険診療下での医療制度は平等が徹底されているので、クリニックが違っても診療報酬はほぼ一緒・・・自分が訪問診療しても、AクリニックのB先生が診療しても、CクリニックのD先生が診療しても、在宅医療の診療報酬はほぼ同じで患者さんの自己負担もそんなには変わりません。
訪問看護も同じです。大ベテランの訪問看護師でも新人の訪問看護師でも、両者の1回1回の訪問に対しての報酬は同じで患者さんの自己負担も同じです。これはいいことでしょうか?悪いことでしょうか?
さらに同じ負担ならどのような事業所やスタッフが選ばれる存在となるのでしょうか?
自分は当院の各スタッフさんには
「患者さんはどこに頼んでも同じ自己負担なのになぜ当院を選んでくれているの?君たちはそれに対してどう考えるの?」
ってことは常に意識してもらいたいと考えています。
同じ診療報酬で同じ自己負担・・・その中でどうやったら選ばれる存在となるのかは、やっぱり一人一人訪問する人が提供する医療やケアの質を高めるというのはもちろんのこと、プラスアルファとして自分と言う付加価値をどれだけ売り込めているか、という点も大事だと思っていますよ。
今井が訪問したら笑顔になる、元気がでる、2週間待っていた、看取るのは先生にお願いしたい・・・一例ですが、こういう関係を個人個人のスタッフが患者さんや家族と築けるようになれるくらい自分をアピールし売り込んでいけるようになれば、絶対に他の医療機関には勝てるような事業所になる・・・・「医療+その人の魅力」というのがセットになってほしいなと今井は強く希望しています!(^^)!
価格、価値に見合った医療や看護の提供できているのか?そして自分自身に魅力はあるのか?医療者は常に自問自答すべきではないかなぁと感じています。これからは本当にシビアな時代が来ます。価値に見合ったサービスを提供できているかどうか、今井自身も自分の、そして事業の課題として考えていきたいと思っています。
皆さんはどうですか?医療や看護、リハを提供するだけで満足していませんか?自分自身をアピールすること、どの事業所にいてもできていますか?
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