公開日:2025年02月12日

医師偏在は患者偏在とセットに考えるべき【江別市立病院7億4千万円の赤字見込む 患者数回復見込めず 25年度予算案】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

札幌近郊の街江別の病院の記事を見つけましたのでシェアします。道新WEBさんより↓

江別市立病院7億4千万円の赤字見込む 患者数回復見込めず 25年度予算案

「 【江別】江別市立病院は2025年度予算案をまとめた。病院事業収益が前年度当初より減る一方、病院事業費用が増え、純損益は7億4100万円の赤字となった。当初予算で赤字を見込むのは2年連続で、赤字額は前年度当初の2億7500万円から大きく膨らんだ。…」

とのことで、正直今後も赤字からの脱却は難しいでしょうから、どう適切にシュリンクさせていくかを考えるべきなんでしょうね。

 

都市部に限らず地方でも公的病院の経営はかなり厳しくなっています。国はこういう人口減少地域に医師を送り込もうとしていますが、正直客となる患者数が激減しつつある中に医師を送り込んでも待遇悪化→モチベーションダウン→医療の質の悪化、という負のサイクルになる可能性が高いのではないかと思っています。

本当に本気で医師偏在対策を腰を据えてやるのなら、地方にどれだけ税源をさくのかも併せて考えなければいけないですし、そもそも地方における医療の在り方をきちんと国家レベルで考えて制度化すべきなんですが・・・10年以上前から予測できていたことですが、国の動きは遅々としてすすみませんね。

 

医師、医療者もそうですし患者さんサイドもそうですが、これからは地方に住むということが何を意味してくるのか、きちんと理解しておくべきでしょう。20年後の世界、今見えている風景とは全く違う世界だと今井は考えています。

 

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