公開日:2025年02月10日

せっかく在宅医になるのなら、最初から専門特化した診療はやめた方がいいと思いますよ。

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

最近立て続けに来年度もしくは今夏~秋などに転職を考えているDrと面談しています。その中でたまに緩和ケアご出身のDrから聞かれるのが

「在宅医療は総合診療だと思うんですが、将来的には緩和ケアをある程度メインでやりたいと思っています。貴院に行くのか市内の緩和ケア専門の在宅診療所いくのか迷っています。」

とのこと・・・

 

自分の返事としては

「先生がよくよく考えて決めていいと思いますよ。ただ個人的には在宅医療は緩和もそうですが、基本的にはよりよく、落ち着いて自宅で生活するための医療とはなんぞや?というところが根幹だと思っています。なのでがん患者さんばかり診るというのもいいですが、自分としては在宅医療を始めた最初の2年くらいは認知症や脳血管障害、内科的な問題ある患者さんなど、全ての領域の患者さんを幅広く診るほうが絶対プラスになると確信しています。在宅緩和ケア専門で診療するのは、一通り経験したそのあとからでも全然遅くはないのではないですか?病院では医師は専門志向ですが、在宅は病院とは少し違って必ずしも専門志向であることがいい在宅医、いい在宅緩和ケア医ではないですよ。」

とお伝えするようにしています。

 

せっかく在宅やるのに緩和ケアのみなんてもったいない!!もっと在宅の面白いところを経験してほしい、心からそう考えていますよ。

緩和ケアももちろん在宅医療では必須ですし、在宅緩和専門でやっている在宅診療所さんを悪く言うつもりは全くないですが、どうせやるなら最初から自分の可能性を狭くしないほうがいいと思いませんか?いかがでしょうか?

 

 

時間ある方は以下の項目をチェック!!

法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓

【2025年版】これまでの法人の歩みについて、そしてこれから目指している未来について

法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓

【2025年版】当法人が取り組む在宅医療とかかりつけ医としての外来医療、そして入院医療について

在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓

【2025年版】在宅医療機関が有床診療所/病院を運営する意義とは?

同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓

【2025年度版】訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所を自前で持つ意味は?

在宅医募集しています。是非確認の上ご連絡ください↓

【2025年度版】在宅医療や総合診療に興味のある医師を募集しています。

外来や病棟看護師、訪問看護師を募集しています。是非チェックを!↓

【2025年度版】訪問看護、地域密着型の医療に興味のある看護師を募集しています。

医療事務さん募集しています。一緒にチームの一員として働きませんか?

【2025年度版】医療事務を募集しています。

MSW、ケアマネさんも募集中です。是非見学にきてください↓

【2025年度版】MSW、ケアマネージャーを募集しています。

リハセラピストさんも募集しています。是非ご連絡を!↓

【2025年度版】訪問リハビリのセラピストさん1名募集しています。

病院経営や事務長職に興味ある人募集しています。経営一緒にしませんか?↓

【2025年度版】法人運営職員、事務長候補を募集しています。

人事担当、SEさん募集しています。これから組織を大きく、価値のあるものにする手伝い、してくれませんか?

【2025年度版】人事担当者、SE、広報担当者を募集しています。