公開日:2025年01月29日

高額療養費制度の改悪については早々に撤回すべきと思いませんか?【「治療あきらめるのか」と絶望 高額療養費見直し、がん患者の訴え】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です

高額療養費制度について、現在色々と制度改正がおこなわれようとしていることを皆さん知っているでしょうか?先月のブログです。

12月17日の↓

高額療養費制度の見直しの前にすべきことがあるのでは?【「高額療養費制度」見直し 上限10%前後引き上げ案検討 厚労省】

12月25日の↓

高額療養費制度はもう制度として破綻??納税者が医療をうけられない状況でいいのでしょうか??【高額療養費制度 来年8月から上限額引き上げの方針 厚労省】

 

今回患者さんサイドからも声があがったようですね。以下1月28日のヤフーニュースさんより↓

「治療あきらめるのか」と絶望 高額療養費見直し、がん患者の訴え

 

苦しい中保険料を頑張って収めてきた一般社会人が満足な医療が受けられず、高齢者や生活保護受給者だけが金額を気にせずに医療を受けられる社会となるのは普通ではない

 

だれがどう考えたってそうですよね。自分は高齢者や生活保護の方を非難しているのではなく、本当に高額療養費制度を上記とするのなら、制度としてもうセーフティーネットの機能がなく正直破綻しているでしょ?と考えざるを得ないと思うのですが・・・中間所得の人が毎月保険料数万収めて、さらに必要になった時には月13万費負担せえって・・・納得できませんよね??

 

高額療養費制度の見直しの前に改善すべきことは山ほどある、そう思いませんか?

社会保障制度はある程度根本から全てを見直すべきだと思います。穴の開いたバケツをいくら補強してもバケツはすぐに使い物にならなくなります。いつまで穴をふさぐ努力をするのでしょうか?皆さんのご意見はいかがですか??
*ちなみに上記は開業医としての利益享受からのポジショントークをしている訳ではありません。現実的に金銭問題で医療を控えている人、かなり多いのを外来や在宅の現場で経験しているので、これ以上負担が大きくなったら本当にかなりの医療難民が出るのではないかと考えているから意見を述べていますので。皆さんも是非一人一人がきちんと考えてみてください。

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