使う言葉の選択を意識していますか?
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。
先日とある患者さん宅で看護師さんが家族と話をしているのを横で聞いていたのですが、
(介護が大変で泣きそうになっているご家族に対し)
「わかるわかる、その気持ち!!!本当に理解できますよ。」
って話をしていたのですが、「本当に毎日認知症の人と一緒に住む人の気持ちわかるんかい?」と疑問に思ってしまいました・・・実際患者さん家族もちょっと???って顔されていましたし(もちろんその後今井がフォローはしましたが)
看護師さんとしては共感のつもりで言葉かけしたのだと思いますが、ご家族としては逆に不信感につながってしまうような声かけの仕方・・・診療終了後一緒に外に出た訪問看護師さんに「ちょっとだけ気をつけた方がいいですよ~」とお伝えさせて頂きました。理解してもらえたかな???
病院でも在宅でも同じだと思いますが、シビアな状況にいる患者さんや家族に対してどのような言葉を使って声をかけるかというのは非常にデリケートな問題かなと思っています。
今井はできるだけ
①文章を短く
②共感を入れて
③専門用語を使わずに
④目をみて
⑤相手が望む内容とこちらの伝えたい内容を満たすように
⑥心の距離が近くなる
言葉を使うようにしています。⑤とか⑥に関しては正解はないと思いますが、そこはどのような言葉を選択するべきかが在宅医療者としての能力ではないかと考えていますよ。難しいですが・・・そこまで考えてあげるべきかなぁと。
皆さんは言葉の選択に神経つかっていますか?相手と場所と時をみて、使う言葉を考えてみることは非常に有意義だと思いますよ。是非考えてみてくださいね!(^^)!
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