公開日:2025年01月20日

現行の診療報酬の制度を根本から見直す時期では??【東京都、都内の全民間病院に総額300億円超の財政支援へ…医療提供体制の安定確保へ】

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

東京都の記事ですが医療者にとって色々考えさせられる記事を見つけましたので共有します。興味ある方一読どうぞ。1月17日のヤフーの記事です↓

東京都、都内の全民間病院に総額300億円超の財政支援へ…医療提供体制の安定確保へ

「東京都は新年度、都内の全民間病院を対象に総額300億円超の財政支援を行う方針を固めた。事業費を新年度予算案に計上する。コロナ禍後の病院経営は物価高や人件費の上昇、患者数減少により厳しさを増している。財政支援は医療提供体制の安定確保を図る狙いがある。

医療機関経営側からするとかなり有難いと思います。本当にどこも四苦八苦していますから。一方、一町医者の視点からすると

①東京だからできることだよな。

②これは都民の税金の使い道として都民は納得できるのか、本来は国が対応すべきことでは?

③これだけ広範に支援しなければいけない→現行の診療報酬や社会保障制度の限界ではないか?

とは考えてしまいます。

 

まぁどう考えても診療報酬の制度がダメですよね。制度が複雑すぎて&ツギハギすぎてシンプルさのかけらもないイケてない制度が現行の制度です。5年10年前から言っていますが、かかりつけ医制度を軸とした外来と在宅は包括制度に、入院医療は人員体制の如何によらずアウトプットを指標に診療報酬を考えていくべきだと思いますが・・・いかがでしょうか??

 

東京都以外の地方の病院、本当に困っています。札幌でも今年いくつか病院がつぶれても全くおかしくない状況です。「いつくたばるか」みたいなチキンレースのような状況が2025年初頭の医療業界です。国は診療報酬改定がある次回の2026年まで、また現行の制度のままで本当にこのままで大丈夫だと思っているのでしょうか?今井は業界内部をみていると決してそうは思いませんが・・皆さんのご意見は如何でしょうか?よかたら考えてみてくださいね。

 

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