時にはタバコを吸わせてあげるのも在宅医の仕事かなと考えています
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。
普段は外来診療でも在宅医療の現場でも喫煙をよしとすることはほとんどないので、喫煙者さんには基本的には「やめないとだめですよ」って話を繰り返ししていますが、そんな自分にもたまに例外もあります。
それは終末期もしくは時間が限られている患者さんの場合・・・
先日はとある独居&喫煙者の患者さんの訪問診療時、自分ではなかなか火をつけて吸えなくなってきているタバコを吸わせてあげましたよ。
「タバコって美味いのかい?」と聞くと
「美味くないけど、これはこれでいいんだよね。先生、先生も喫煙者ならこの気持ちわかるんだろうけどなぁ・・・わかんないしょ?!(^^)!」とのこと・・・
決してタバコを肯定するわけではないですが、食事も水分も最小限しかとれない現状ではタバコが唯一の楽しみとなっています。タバコも普段は絶対悪だと思っていますが、この状況下であれば役にも立っているのかな、なーんてタバコの煙にまかれながら複雑な気持ちで患者さんと相対し時間を過ごした午後となりました。
時間が限られているのであればしたいことをすればいい、したいことは個々人で違うから在宅医の自分はそれをサポートしてあげるのみ・・・そんな風に考えながら車を運転し帰路につきました。
-
時間ある方は以下の項目をチェック!!
法人のこれまでのこと、これからのことを確認したい人はこちら↓
法人の在宅医療やかかりつけ医、入院医療について知りたい方はこちら↓
在宅クリニックがなぜ病床運営をするのか、興味ある方はこちら↓
同じくなぜ在宅クリニックが訪問看護ステーション/居宅介護支援事業所をもっているのか、気になる人はこちら↓
在宅医募集しています。是非確認の上ご連絡ください↓
外来や病棟看護師、訪問看護師を募集しています。是非チェックを!↓
医療事務さん募集しています。一緒にチームの一員として働きませんか?
MSW、ケアマネさんも募集中です。是非見学にきてください↓
病院経営や事務長職に興味ある人募集しています。経営一緒にしませんか?↓
人事担当、SEさん募集しています。これから組織を大きく、価値のあるものにする手伝い、してくれませんか?