地方の病院経営は限界か・・【室蘭・日鋼病院、希望退職140人募集 経営改善へ 3月から33床休止】
こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。
室蘭の3病院について、自分が勤務していたこともある&地方における医療問題、地域医療構想の最もわかりやすいモデルと考えているため定点観測していますが、今回日鋼記念病院さんが事業をスリム化させるという記事が出ていました。1月10日道新WEBより
室蘭・日鋼病院、希望退職140人募集 経営改善へ 3月から33床休止
固定費が高くもう経営がやっていられない状況になりつつあるんでしょう。正直中期的な視野で考えると5年後も室蘭に3病院残っているの?と聞かれると・・・なんとも難しいですね。
多分患者さんもそうですし、働く人の確保という問題からもかなり厳しい状況になっているのは間違いありません。少なくとも今と同じように医療を提供するということはかなりハードルが高いのではないでしょうか??
地方における医療機関経営は
①患者数減少
②働き手の減少
という難しい問題を抱えながらの対応が求められています。短期的な対策も必要ですが、長期的な視野とプランも絶対必要ですし・・・経営者は本当に”命懸けで経営する”くらいの気持ちがなければうまくはいかないでしょうね。
継続して定点観測していきます。今井は本日は病棟&在宅医療です。コツコツと自分にできることを現場で頑張っていきたいと思います。
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