公開日:2025年01月10日

冬の賞与が減額・・・・札幌市内の病院経営は本当にぎりぎりの段階に来ています。

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医&病棟医@今井です。

 

先日複数の公的、準公的病院勤務の先生たちと食事をする機会があったので、ちょうどいい機会とばかりに結構突っ込んだ病院経営状況について聞かせて頂きました。

年の頃は皆40前後でそれなりの管理職のポジションになっている医師の方・・・・院内の他の科の状況、病院全体の経営についてもある程度の数字を知っている方だったのでリアルな状況や実際の内部での肌感覚を教えて頂きましたよ。

と、一番話題になっていたのが冬の賞与と職員の退職の話・・・どの病院も満額出すのはかなり大変で次回は2か月約束できない&既に1か月と減額している病院もあるとのことで、今年の春には職員が(=看護師さん)かなり辞めそうとのことでした。

民間の単科の病院はそこまで収益性が悪くはないでしょうが、総合病院に関しては・・・かなり危機的な状況ですね。おそらくまだ表面化していないだけで、2025年の間には必ず公的病院が人手不足のために病床稼働がうまく回らないことが社会的な問題になるだろうなと実感した次第です。

ちなみにそれらの先生方に関しては既に何が起きても大丈夫なように次の勤務先を検討しているとのこと。今井からは「地方の病院はもっと深刻な事態になるハズなので地方に行くのは辞めたほうがいいですよ」とだけアドバイスはさせて頂きました。

 

色々な情報を見聞きすることで、札幌の医療状況がよりリアルになってきました。点と点がつながり線となり、それらが面となり、さらには立体となる・・・だいぶ立体的に、俯瞰的に理解できるようになってきました!(^^)!これからも情報収集は継続していきたいと思います。

 

さて本日は外来診療の日です。コツコツとかかりつけ医として診療をしていきたいと思います!!

 

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