公開日:2020年01月29日
受診の近況
こんにちは、いまいホームケアクリニック 小児科の小杉です。
冬休みも終わりましたね。
まだインフルエンザAもみられていますし、インフルBも ちらほら出ています。
小児では胃腸炎が多い印象です。
インフルエンザはB型の方が、A型よりもワクチンの予防効果がやや劣ると言われています。
腹痛や下痢などの腹部症状が比較的多いのもB型の特徴です。
胃腸炎は多くがウィルス性の胃腸炎で、ほとんどは特別な治療は必要なく自然治癒します。
しかしながら、時に嘔吐を繰り返してが脱水状態となって入院が必要となることもあります。
嘔吐から始まって、続いて下痢になるのが典型的ですが、個人差があります。嘔吐は平均して半日~丸1日なので、その期間をいかに乗り越えるかが重要となります。
感染対策として手洗いが非常に重要ですので、患者さんのご家族は感染の拡大に注意しましょう。
症状がある場合には、ご相談くださいm(_ _)m
↓ 過去の記事です ↓
インフルエンザの検査を鼻かみで行うこと → こちら
外来で意識すること① → こちら
外来で意識すること② → こちら