公開日:2021年02月18日

訪問頻度やアセスメント内容について、訪問看護師は在宅医の意見を聞くべからず!

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

訪問看護師さんの中には患者さんのケアをめぐって「先生この患者さんの訪問看護の頻度どの程度にすればいいでしょうか?ご意見ください」とか「どこを中心に看ていくことを期待されますか?」と聞いてくれる看護師さんもいます。

聞いてくれること自体はありがたいのですが、個人的な意見としては訪問頻度やアセスメント内容について、訪問看護師は在宅医の意見を聞くべからず!と思っています。

自分は在宅医と訪問看護師はプロフェッショナルな職種で対等だと思っているので、看護師がアセスメントの上必要だと考えた回数はそのまま訪問すればいいし、アセスメント内容についても看護師の目線が欲しいから訪問看護をお願いしているのであって、医師の意見ばかりを聞くのであればあまり意味がないと思っています

訪問看護師自らが考えアセスメントし訪問内容や訪問頻度を決める、それで行ったケアやアセスメントを元に医師と意見を交換する、それがお互いの職種の本来のあるべき姿と考えますが皆さんいかがでしょうか?

 

病院での医師ー看護師の関係はフラットとは言い難いかも知れませんが、在宅の分野は違うと信じています。訪問看護師さんは自信をもって

「訪問頻度は○○と考えるから週●回必要だと思います」

「患者さんは訪問看護師からみて○○が問題だと思うのですが、先生はそれ以外の意見がありますか?」

「訪問看護が考えている方向性と先生の方向性が少し違うような気がしますが、先生の予測や考えは教えてください。」

とかって言いあえれば一番かと思います。

訪問頻度やアセスメント内容について、訪問看護師は在宅医の意見を聞くべからず!自分達自身のやりたいように、考えて行動していいと思います。(もちろん責任も生じますが)。皆さんもどう考えますか?

 

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