公開日:2020年07月16日

ウィズコロナの時代のコミュニケーションスタイルの変化

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

日本総研のコラムでこんな文章が載っていました。個人的には興味ある分野でしたのでご紹介します。

ウィズコロナの時代がシニア世代にもたらすコミュニケーションスタイル変革

 

ちょびっとだけ引用させてもらうと

「・・・アフターコロナ・ウィズコロナの時代といわれ、様々な変化が起こっている現在は、シニア世代にとっても新たな生活様式へと移行するチャンスである。特に、非対面コミュニケーションを活発化し、サイバー空間上での活動に慣れ親しむことは、シニア世代の身体機能や場所の制約を超えた活動を可能とし、社会やコミュニティへの参加の機会を増やすことにもつながる。
加齢に伴う身体機能の低下は誰しもに起き得る。起こることが分かっているのであれば、予め対策をしておくことも可能である。人生100年時代といわれるなかで、「シニア世代」と呼ばれる期間は3分の1以上にわたる。その時間を自分らしく前向きに生きていくためには、非対面コミュニケーションスタイルへの移行は一つのカギとなるであろう。」

 

現時点で自分の頭は来年行うであろう高齢者住宅をどうするか、という問題がメインをしめていますが、そこでもおそらくはウィズコロナへの対策は必須になると思っています。

ただ単純にコミュニケーションロスで対応するのではなく、非対面コミュニケーションを集合住宅でどう実現していくのか、そしてそれによってどうQOLの向上につなげていくのか・・・・複雑な問題だと認識しています。

 

居宅の患者さんでも、施設の患者さんでも、地域全体の課題としてこれからのコミュニティ活動は非対面コミュニケーションをどのように活用していくかはキーになりそうですね・・・ただ個人的には非対面コミュニケーションが流行したとしても、その時こそ強みになるのが対面でのコミュニケーションスキルが高いこと、となると思っています。対面、非対面、リアルとデジタルをどう組み合わせて今後地域活動を展開していくのか、十分に考えていきたいと思っています。皆さんはこの問題、何か考えはありますか?