公開日:2020年04月28日

GO to キャンペーン??現場の医療機関、特に病院の支援をもっと重点的に優先すべき!

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

この数日GO to キャンペーンに1兆6000億円以上の予算が割かれたことが話題に上っていますね。一方医療現場への支援は6000億円程度です。

「Go Toキャンペーン」1兆7千億円に非難殺到、星浩も「正気か」! 一方、官邸は異常な楽観論、田崎史郎も「夏の観光に間に合うようコロナが収束」

政府としてはGW後の景気回復の機会が夏を逃すとしばらくはないと考え大きくテコいれしたいと考えているのは理解できますが、正直今すべきことはそれじゃないでしょと声を大にしていいたいですね。

医療現場では各自が自分の持ち場で、最低限の感染防護しかできない状況で必死に診療しています。特に病院勤務の医療従事者の状況はもっと支援されてしかるべきだと思います。この状況を差し置いてあくまでコロナ後の経済対策にそれだけの金額の予算を割くことは、現場で感染リスクと戦いつつ診療している身としては決して良しとはいうことはできません!

 

常識的に考えて政府が今一番すべきことは、医療現場への潤沢なくらい、無駄になってもいいくらいの医材と感染防護対策用物品の補給バックアップ、十分な対策を各医療機関がとれるような金銭的、人的支援だと思います。兵站が破綻して戦いに勝つことができると思っているのでしょうか?本当にこの予算編成みて現場で診療している1医師としてやる気が大きく削がれましたよ・・・・診療所レベルまで十分に支援せよ、とは決して言わないので、せめて病院医療者が不安を感じなくてすむくらいもっと支援しろよって思います。皆さんはどう考えますか?もうコロナ後の対策に重点を置くべき時期だと思いますか?

 

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