公開日:2019年11月17日

高齢者への医療は高次方程式を解くことに他ならない・・・

こんにちは、札幌のかかりつけ医&在宅医@今井です。

 

外来でも在宅でも高齢者医療をメインにしている自分としては、一つ一つの問題への観察だとか考察、治療への考えなどはどれも単純ではないな、ということをよく実感しています。

若年者であれば

問題A=回答A”

と単純な方程式で答えが得られるものであっても、高齢者であれば

問題A+問題B+問題C+問題D・・・・=回答E+F、(場合によりG)

のように、問題と解答の高次方程式化が必ず起きてきます。

この高齢者医療の回答の複雑さって、やっぱり外来のみならず在宅医療もしていないとベストな回答はだせないと自分は確信していますよ。何を重視して問題を解決していくのか、解決の方法は何があるのか、薬以外の治療の選択肢は何があるのか等々・・・うーん、毎日自分なりに考え、患者さんや家族に最適化できるように努力しています。

 

皆さんの主治医は皆さんの抱えている問題に対し、1次方程式的な捉え方以外をきちんとしてもらえていますか?医療は高次方程式、自分は少なくともそう考えて普段診療していますよ。

 

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