減薬のための診療は本当に時間も手間もかかります・・・・

こんにちは、札幌は宮の森のかかりつけ医@今井です。

 

当院外来を受診される患者さんは「当院をかかりつけ医に!」という考えで受診される方が結構多いです。大抵そういう場合は今までかかっていた診療所に手紙を書き、診療経過や投薬内容についてお聞きした上で全ての情報をそろえてから診療を開始するのですが、平行して自宅での生活状況や介護保険の使用状況、本人の希望する医療内容、家族の意思なども聞かせてもらいます。

そうなると手筈が既にある程度整っている方であれば1,2週間できちんとした診療に入れるのですが、全てを0からスタートすると、診療開始までの間に1~3か月くらいかかることもあります。

診療開始して一番やはり気になるのが複数の医療機関受診したことによる多剤投薬の整理・・・・国は薬剤師さんが中心になっての減薬政策を勧めたいのでしょうが、実臨床で日々患者さんをみているとやっぱり減薬にむけての取り組みはかかりつけ医をきちんと決めることこそ一里塚ではないかなと感じてしまいます。

10~15種類くらいある薬を生活習慣にあわせ1日3回→2回、場合により1回に服薬回数を減らしたり、減らせるスタチンや降圧薬、抗認知症薬、3種類以上飲んでいる漢方薬などを選んで本人や家族に減薬の意味や減らしたらどのような影響がでるか、など説明したり・・・・・減らした後もその後の状態が急激に変化したりしないかどうかなどチェックし、場合により訪問看護師さんを導入し自宅での状況もみてもらったり、など薬って導入するより減らす方が100倍大変なんですよね・・・

ということで大体減薬が一通り終わるのは受診してから6ヶ月とか1年かかったりすることもあります。かなり時間かかりますよね・・・・・

 

 

皆さんは何気なく飲んでいるかも知れませんがその薬の意味と目的ってきちんと理解されて飲んでいますか?開始するのは簡単ですが減薬って本当に大変です。本当に必要な薬がなんなのか、きちんと受診しているかかりつけの先生と真剣に話をしてくださいね!!

 

 

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