公開日:2019年02月18日

病院医療者にも在宅側の共通言語を理解してほしいなって考えています。

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

 

最近ですがとあるケアマネさんと話をしていて「病院の医療者と話をするときに共通言語だと思っていることが通じていなくて困ることがある」ということをお聞きしました。

具体的には退院調整の時の話ですが、「区変」や「サー担」、「多数該当」、「訪問看護を医療で」とか「薬剤師の居宅療養管理指導が~~」とかって在宅では普通に使っている言葉で入院先の看護師さんや退院調整の担当者と会話しようとしても???となることがあると・・・・・・

在宅側としては当たり前のように考えているこれらの言葉や在宅の制度って、当たり前ですが病院の医療者にとっては「とても非日常」です。自分も病院に勤務していたから今はわかりますが、基本的には病院の医療者にとって医療はあくまで病院内でのことがメインですので、外来や在宅のことはその次にくる優先度の問題です。その在宅の細かなことや制度を知っていないって今の病院医療者にとってはごく当たり前かと自分は思いましたが・・・・・えぇでもこれらのことって病院の医療者が知らなくて済むのってあと5年くらいだと思うんです。

 

在宅の医療者、介護者の言葉がわからない、共通言語を話せない病院医療者はこれからは地域の医療や介護ニーズにこたえられなくなると考えています。

皆さん病院で勤務されている医療者の方はこれらの言語と制度についてきちんと理解していますか?在宅側と同じくらい医療や介護を取り巻く制度や状況について知っておかないと院内外の他職種と連携することは難しくなりますよ?よかったら少しでも興味をもって勉強してみてくださいね。必要なら当院はいつでも見学を受け付けますのでご連絡くーださい!

 

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