公開日:2018年05月02日

夜の往診、休日の往診・・・・一人でするのでは持続しません、チームで取り組む医療機関が増えた方がいいですね。

こんにちは、札幌の在宅&在宅緩和ケア医@今井です。

長尾先生のブログでGWの先生の活動の一端をお話しされていますね。

「・・・GWだからか道は混んでいて思うように動けないので胃がキリキリする。
約束の時間から1時間、2時間遅れるのが、辛いが連絡する時間もない。
遠くの家族や未熟なナースの相手をしているだけでも時間がかかる。
ケアマネさんにも、いつものことだが、一番泣かされる。本当に辛すぎて、泣きながら運転していた。
60歳になるのに、泣きながら運転しているのは自分くらいだろう。
本当に情けない。もう限界。

移動中の車のTVで救命センターの特集をやっていたが「24時間365日」という言葉は、私の場合は、本当に死ぬまで一人でやるのかと思うと、死にたくなる。」

 

講演もされていますしすごい行動力と臨床への取り組みですね。一臨床医としてマネできないなと思い尊敬しています。

さて上記のように個人的には長尾先生の診療への情熱は素晴らしいとは思っていますが、やはり個人にのみ依存した在宅医療のシステムの持続は難しいと考えています。一人に頼るのであればその人が体調不良であったり忙しすぎたり、寝不足であったり遠方にいた場合に在宅医療の質を担保することが難しくなるのは明白ですね。

在宅に限らず医療はチームでやるもの、つらい仕事も責任のある仕事も、患者さんからの感謝もチーム全体で共有して対応できるようなシステムができればいいですね。

皆さんの周りのクリニックや医療機関はどうですか?一人に過度に負担がかかっていませんか?

 

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