公開日:2018年04月14日

日本薬剤師会が出した<平成29年度『地域包括ケアシステムにおける薬剤師・薬局の取り組み事例集』>が今一つすぎる件・・・

こんにちは、いつも薬剤師さんにはお世話になっている札幌の訪問診療医@今井です。

色々な行政や医療関係の資料をみることがありますが、今回読んでみたのは日本薬剤師会が出した、<平成29年度『地域包括ケアシステムにおける薬剤師・薬局の取り組み事例集』>でした。

感想は・・・・今一つな感じがして本当になんか残念な感じです。

こんな感じの事例報告が続いているんですが・・・報告だけでそれ以上では全くないです。これを活かしてどうするんだとか、何かこう資料として訴えかけるものが感じられないです。皆さんの感想はいかがでしょうか?

一応日本薬剤師会のHPには

<・・・・同事例集は、地域包括ケアシステムにおける薬剤師・薬局の取り組みの見える化および推進を図るため、現在行われている取り組みや既に行われた取り組みの事例を収集し、横展開への参考資料となることを目的としております。
都道府県薬剤師会や地域薬剤師会の取り組み内容の参考資料としてご活用いただければ幸いです。>

 

うーん、正直この資料みて横展開していこうって思える薬剤師さんどれだけいるんでしょうか?先日紹介した看護協会の資料と比べると天と地ほどの差がありますね。こんなところでも各職種の地域包括ケアに向けた本気度がわかりますね・・・・

人によっては<こんなの協会の仕事だから各個人には関係ない>って思うでしょうが、自分としてはやはり各個人がどう思おうが協会は時代時代のその職種の雰囲気や考えを概ね表現していると理解しています。

薬剤師さん、この資料をみて各職種は地域包括ケアに向けた本気度誤解してしまいますよ?早く訂正なり追加なりした方がいいんじゃないかなって思いますがいかがですか?よければご意見下さいね~

 

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