公開日:2018年04月07日

今更って感じですが集団的個別指導及び個別指導の選定の概要について厚生省から基準が示されましたよ。

こんにちは、そろそろ個別指導がくるのではないかと考えている札幌開業7年目の医師@今井です。

集団的指導及び個別指導に呼ばれる医療機関の基準、今まで厚生省内での基準はあったでしょうが明示した資料はなかったかと思います。

4月6日に厚生省のHP集団的個別指導及び個別指導の選定の概要についてという資料がようやく公開されましたのでみてみたいと思います。

ということで指導対象となる医療機関は

レセプト1件当たりの平均点数が次の都道府県の平均点数の一定割合を超えるもの
○ 医科病院の場合は1.1倍
○ 医科診療所、歯科病院及び歯科診療所、薬局の場合は1.2倍
かつ、
○ 前年度及び前々年度に集団的個別指導又は個別指導を受けた保険医療機関等を除き、類型区分(下記(5)参照)ごとの保険医療機関等の総数の上位より概ね8%の範囲のもの

が対象となるとのことです。

類型区分も載っていますのでみてもらえばわかりますが、この個別指導への選定の一番の問題は

平均点しかみていない

ってことですよね。これなら在宅やっている当院は毎回ひっかかることになりますね。正直在宅でも営利目的で医療やっているクリニックは患者数沢山診ているから平均点は低いですので指導されないことになります。

真面目にやっているクリニックが引っかかって営利目的の医療機関ひっかからないってどういうこと?って感じてしまいます。

今はレセもほぼ電子化していますし平均点が高いか低いかみるより診療所毎のレセプトの内容をAIなど利用してなどした方がよっぽど効率的ですしまっとうだと思います。

集団的個別指導や個別指導を行う医療機関の選定の仕方もうこんな前近代的な方法やめませんか?皆さんはどう考えますか?よければご意見くださいね。

 

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