外来でのグリーフケア:毎日患者さんの家族と向き合います。
こんにちは、札幌の在宅医@今井です。
先日お看取りした患者さん家族が本日外来に来られました。
「いつも先生と看護師さんが来るのを楽しみにしていました」
「あっという間に時間が過ぎてしまって今少しずつ実感がわいてきています」
「ずっと泣いていなかったんですが先生や看護師さんの顔をみたら想い出し泣けてきました」
「病院には行きたくないと言っていたのでこれで良かったんだと思います」
「退院してから先生が紹介されて来てくれるまで時間が少しあったのが残念でしたが知り合えてよかったです」
「今は遺されたものを少しずつ整理しています」
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外来の合間の20分程度ですが、きちんと時間をとって話をすることができました。この診療所で良かったと言ってくれる家族がいるのは有り難いですね。次に来るときはご本人の持ち物を持ってきてもらい話をすることにしました。悲しみが癒えるまで、しばらく対話を続けていきたいと思います。それが一番のグリーフケアになると信じています。
外来でのこんな家族へのケア、大事にしていきたいと思います。
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